鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第497回】 一流を目指す

2012年05月11日 | 住宅コンサルタントとして
受注棟数を高めていくことは、とても重要です。
売上を成長させていくことは、確かに重要なことです。

しかしながら、家づくりというとても責任のある仕事に携わるのであれば、
業績を追いかけること以前に、もっと大切なことがあると思います。

それは、

「自社に家づくりという一大決心をして下さったお客様に対して、ちゃんとお返しをする」

ということです。

契約後も報告、連絡をマメにおこなう。
既契約のお客様のことをいつも考える。
「不安なことは無いかな~。聴きたいことは無いかな~」

そして家づくり中も、お引渡しの時も、「この会社に頼んで良かった」と
思っていただけるような家づくりをしなければならないと思います。

契約前のお客様に対しては、大半の人はちゃんと気を遣います。
既契約のお客様に対して、その一大決心に報いなくてはならない、と考え行動する。
そして「既契約のお客様がたくさんいて忙しいから、新規の受注が出来ない」などと言い訳しない。

そういう営業マンが超一流なのだと思います。

そして超一流のビジネスパーソンは、一時的にではなく、
長年にわたってトップクラスの結果を出し続けます。

なぜなら、自分を応援して下さるお客様がドンドン周囲に増えていくからです。

一方、「俺は営業マンだから、受注することが仕事。後は監督や設計がちゃんとやってくれ」
というような考え方をしている営業マンは、三流です。

お客様のご決断とちゃんと向き合っていないのです。
こういう人は、どれだけいい結果を出していても、周囲に認められません。

こうした仕事をしている人は、お客様から応援してもらえません。
ですから、常に新規のお客様で良質なお客様と出会わなくては、結果が長続きしないのです。

結果だけではなく、仕事のやり方も超一流を目指しましょう!
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