鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第514回】 別れの時がいつか来るからこそ・・・

2012年05月28日 | 住宅コンサルタントとして
みのもんたさんの奥様でもあり、みのさんのスタイリストでもあった、
御法川靖子さんがお亡くなりになりました。

昨日の夜、いろんな番組で、みのさんが葬儀、告別式でスピーチされているシーンが放送されていました。

6月半ばまで、みのさんが番組で着る衣装を
奥様がお亡くなりになる前に決めてご用意されていたこと。
そして、長女が自分の葬儀で着るであろうことを予測し、
自分の喪服を長女のサイズに仕立て直していたエピソードをみのさんはおっしゃっておられました。

奥様は、周りのことが見えて、周囲の人のことをまず第一に考えられる方なんでしょうね。

みのさんのお話を聞いていると、奥様の人柄がイメージできます。

さらに、みのさんが発したお言葉に、みのさんの気持ちがすごく詰まっていて、
私も感極まってしまいました。

「お別れしたくありません。ずっと、一緒にいたいです」

という言葉。

心に深く刺さりました。

私は、このシーンをテレビで拝見していて、

「どれだけ大事な人であろうとも、必ず別れがある」

ということを改めて感じました。

ということは、大切な方とお会いすることや一緒に仕事をさせていただくことなどに、
悔いが無きよう、全身全霊を込めてあたらなければならないと思いました。

今、出来ることは、次回に先延ばしせず、今すぐやる。
そもそもお会いできること、ご縁を頂戴できたことに心から感謝する。

死ということを意識した時に、今まで感じなかったことに気付くことができるのです。

子、親、兄弟、大切な友人、パートナー、お客様。
こうした方とのご縁は、本当にありがたいことです。

でもいつか、別れが来るのです。

別れが来た際、悔い無きよう、毎回のコミュニケーション、かかわりを大切にしたいですね。
コメント
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