鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第515回】 マーケティングを磨きまくる

2012年05月29日 | 住宅コンサルタントとして
みなさんの会社は、市場のお客様に対して、次のことが伝えられていますか?

どんな家づくりが得意なのか?
どんなことにこだわっているのか?
自社が建てた家に住むと、お客様ご家族の暮らしはどう変わるのか?

こうしたことがHPやチラシ、雑誌掲載、ブログ等で
市場のお客様に伝わる環境をつくっていくことこそが、マーケティングです。

また、上記の他に、次のようなことを調査・分析できているでしょうか?

自社で家を建てて下さったお客様は、どうやってみなさんの会社を知ったのでしょう?
最終的になぜ、みなさんの会社に家づくりを託して下さったのでしょう?
なぜ、みなさんの会社に家づくりを相談しようと思ったのでしょう?
みなさんの会社以外に、どこに家づくりを相談されたのでしょう?

こうしたお客様の動きを教えていただくことで、
マーケティングやセールスに関して、自社が何に力を入れていくべきかが見えてきます。

今の時代、お客様は多様化しています。

マーケティング上、「こういう方こそ、自分たちのお客様になっていただきたい」という
お客様の中心像を明確にしてマーケティングを展開していく必要がありますが、
こうしたマーケティングの結果、どういうお客様が自社にアプローチしてくれているのか、
ということの検証も非常に重要なのです。

そして、自分たちのマーケティングを軌道修正していくことが大切です。

目先の受注にばかり追われる会社は、
こうしたマーケティングによるお客様の分析が出来ていません。

いつまで経っても、目先のお客様にご来場いただくことにしか意識が発展しないのです。

中小企業の強みは、自社のこだわりを伝えやすい、ということです。
総合化しなくていいですし、深いこだわりを市場に対して発信できます。

問題は自分たちのこだわりを発信して、それがお客様はどう感じられるのか、ということです。

発信して分析し、軌道修正する。

こうしたことがマーケティング上、とても大切なことなのです。
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