鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第508回】 今、業績が良いのは何故か?

2012年05月22日 | 住宅コンサルタントとして
今、業績が良い会社さんもあるでしょうし、
逆に業績がイマイチな会社さんもあるでしょう。

そうした結果が生まれたのは、何故なのでしょうか?

昨日は、日本で№1だと私が思っているクライアントにお伺いしておりましたが、
そこの代表の一言に、思わずハッとさせられました。

「今、業績が良いのは、半年前に頑張ったということだけです。
でも、今、新しいことにチャレンジしたり、今まで以上に頑張らないと、
半年先に地獄が待っています。
業績が良いからといって、先の手を打たない経営者は、ダメですね」

少数精鋭で、日本トップクラスの生産性であるにも関わらず、
新しいことにチャレンジされる姿勢を傍で拝見して、いつも頭が下がります。

そして、

「一流のレベルを維持するためには、常にこれくらいの負荷をかけておかなくてはならない」

ということを教えていただいたクライアントでもあります。

本当にありがたいことです。

一方、今、業績がイマイチであったり、苦しんでいる企業さんもありますが、
その要因は、半年前、一年前の自分達の仕事の量や質にあるのです。

業績がイマイチの中、目先の業績回復のためにいろんな手を打つことは大切ですが、
もう少し大きなスパンで物事を見て、半年前、一年前の自分達の仕事の進め方、
経営の舵の切り方、戦略があっていたかどうかを振り返ってみるといいかもしれません。

業績が下がるということは、指示して下さるお客様の数が減少した、ということです。

その真の要因を把握することが大切だと思います。

そして今日からの仕事の量・質を飛躍的に向上させ、
半年後、一年後にいい結果を出したいですね。
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