鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第501回】 トップ営業マンの共通のポイント

2012年05月15日 | 住宅コンサルタントとして
ご縁を頂戴しているクライアント様のスタッフの中には、
とてつもない結果を出しているスーパー営業マンの方がおられます。

また、前人未到の結果を出し続けている営業マンの取組なんかは、
いろんな書物を通じて学ぶことが出来ます。

そういうスーパー営業マンの方に共通していることって、何だと思われます?

先日、BMWを日本で1000台以上売られた、飯尾昭夫さんの本を読みました。
また、保険の業界で活躍されている方のブログ等でも、同じこと書かれています。

私が思うに、トップ営業マンの方が心がけているのは、

「出来る限り多くのお客様と会う」

ということです。

今すぐ買われないであろうお客様とも面談を重ね、
お客様のお役に立つ情報をご提供し、
お客様が買いたくなった時にお声を掛けていただくという、
極めてシンプルなことを愚直にされているのです。

ただ、毎回会う度に、営業マンから

「ところで、(家を建てようかという)例の件はどうなりました?」

と訊かれたとしたら、お客様はうんざりしてしまいます。

その会う目的は、完全に営業マンからすれば、自分目線の発想ですから。

トップ営業マンとして長年活躍される方は、
お客様が何度でも会いたくなるようなコミュニケーションをとれるということです。

そのベースになるのは、お客様にとってお役にたつ情報をご提供できるか、ということです。

一時的にしか結果を出せない人は、
お客様のお役に立つという発想よりも、
お客様を買う気にさせるトーク磨きばかりしています。

小手先のノウハウ・テクニックに走る訳です。

でも、トップクラスの営業マンは、お客様がご自身で買う気になるまでじっくりと待つのです。
(もちろん、お客様が買いたくなるような情報のご提供はされますが、
そこに利己的な部分は無く、お客様のため、という思考が原点です)

そして、圧倒的にたくさんの方とお会いしています。

私自身は営業マンを7年前に卒業しましたが、
営業マン時代はとにかく1日10件以上のお客様を訪問していました。

デビュー仕立ての頃は、1日15~20件のお客様を訪問していました。

量をとにかくしなければ、質に変わらないと当時から思っていたからです。

皆さんはここ数カ月間、たくさんのお客様とお会いすることが出来ていますか?
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