鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1622回】 お客様を選ぶ

2015年06月10日 | 住宅コンサルタントとして
店員さんを土下座させた上、危害を加えて逮捕される人が最近多いです。

これは世界的に見れば、あまりにも異常なことであり、
お客様を神様のように扱うことの弊害かと個人的に思っています。

海外に行くとよく分かるのですが、
偉そうにしている人は店員さんから相手にしてもらえません。

お客様として素晴らしい立ち振る舞いができる人は、
お店から敬意を払われ大切に扱ってもらえますが、
態度が悪い人は、非常に粗末に扱われ、相手にされません。

売り手側がお客様を選ぶのです。

またお客様側も売り手に敬意を払います。
例えば、一流のレストランには正装で行ったりしますが、
それはお店への敬意なのですね。

日本もそうなっていくべきかな、と個人的に思っています。

変な人をお店の中に置いておくと、店の空気がドンドン悪くなっていきます。
変な空気は、変なお客様を引き寄せ、良いお客様を遠のかせます。

まともなお店は、品の無い、頭の悪い人を入店拒否すべきなのです。

お客様は神様?
いえいえ、お客様はお客様です。
売り手側もお客様側も、お互いがお互いを選ぶ権利があるのです。

良いお客様ばかりがいるお店の空気は、何とも言えないくらい、心地よいです。

そこに品の無い人が入ると一気に雰囲気が悪くなります。

売り手側がしっかりとお客様を選ぶ。
それができるくらい、健全な経営と盤石の顧客基盤をつくっておきたいですね。
コメント
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