鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2457回】 自信を持って働ける環境をつくるのが経営者の役割

2017年09月21日 | 住宅コンサルタントとして
住宅を扱う住宅会社は、とても責任ある仕事をしていると言えます。

この世で最も高額で、
35年もの長期間、お客様は住宅ローンを支払い続けます。

本当に重いものを住宅業界に関わる人は扱っていると言えると思うのです。

真面目なビジネスパーソンは、その重さを感じながら日々、仕事をしています。

だから住宅会社の経営者は、良い家づくりに真剣に取り組み、自社のスタッフが

「自分たちは本当に良い家をつくっている」
「自分たちはお引渡し後、何か不具合があっても解決するまで徹底的に対応する」
「自分たちは常に学び、商品もサービスも進化成長している」

といったような、自信を持って働ける環境をつくることが使命だと個人的に思っています。

良い家づくりに自社が取り組んでいないとどうなるか?

スタッフさんも地元に住み、地元で暮らしています。

お施主様とスーパーや公演で会うこともあるでしょうし、
お子様の学校の行事で一緒になるかもしれません。

責任ある仕事を自社がしていなければ、
そういう時、社員さんは居心地が悪くなってしまうでしょう。

ということは、良い家づくりに真剣に取り組み、誠意ある対応をしていくことが、
自社の評判を高めると共に社員さんを守ることにつながっていくのです。

こういう重さを理解できずに、単に経営している経営者だと、
優秀なスタッフさんほど、仕事をしながら苦しんだり、悩んだりすることになります。

住宅を扱うということは本当に重いのです。


私が最初に勤めさせていただいた会社の創業者、潮田健次郎氏は

「住は聖職なり」

という言葉を残されていますが、この言葉の意味が40を超えてようやく理解できました。

そして、責任ある住宅を扱っている住宅会社さんをサポートする弊社も、
当然ながら責任ある仕事に携わっています。

弊社も正しい方向をしっかりと向いて、
責任を背負いながら仕事をしていかなくてはなりません。
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