鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2453回】 経営者やマーケティング担当者が心がけるべきこと

2017年09月17日 | 住宅コンサルタントとして
昨今、「自分が好きなことだけやればいい」という考え方を持っている人が多いと感じます。

どんな考えであろうが、人様、社会に迷惑をかけないのであれば、個人の自由です。
自分が好きなこと、やりたいことに専念しても全く問題ありません。

しかしながら、ことビジネスに関して言えば、
結局はお客様や市場から必要とされるか?
欲しいと思ってもらえるか?
という部分が全てなのです。

自分が好きなことをビジネスのネタにするのは良いのですが、
それがお客様や市場から求められていなければ、全く持って無駄なのです。

ですから経営者やマーケティング担当者は、
自分が好きなことを追求するだけでなく、
自社の商品やサービスのターゲットとなる層の方が好きなこと、関心があることに
自分の関心を持っていく必要があります。

自分はお洒落に興味が無いから、服装なんてどうでも良い。
工務のユニフォームや営業スタッフのファッションは何でも良い。
例えば、こんな考え方は、これからの住宅業界においてとても危険な考え方です。

雑貨屋さんやカフェを見ても何も感じないから行かない。
お花や器に興味が無いから、事務所や自宅の中も殺風景。
人ごみが苦手だから、話題のスポットにも行かない。

こういう価値観の方は、経営者やマーケティング担当者には向きません。
というか、営業にも向かない時代です。

お客様は何を求めているのか?
お客様が好きなものは何か?

こういうことに興味を持つことが欠かせないのです。

自分の好みよりもお客様の好みを優先することができていますか?
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