鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2461回】 何度も足を運びたくなる場

2017年09月25日 | 住宅コンサルタントとして
昨年より、住宅会社はもちろん、いろんなお店、施設にも
時間をせっせと作っては調査に行っています。

住宅会社以外で、個人的に何年もかけて足を運んでいる場所をまとめると、

第一位は、ベラビスタ スパ&マリーナ尾道。
第二位は、京都。
第三位は、代官山~青山、表参道

という感じになります。

何故か、年に数回、行かないと落ち着きません。

混んでるところ、人ごみが嫌い。
でも、どれだけ混んでいても、行きたくなってしまう場所。
自分が行きたいと思うところ、結構混んでます。

で、何で自分が何度も行きたいと思うところって混んでるんだろう、と
自分なりに思っていたのですが、
その答えがキンコン西野さんの魔法のコンパスの中にありました。

魔法のコンパスの中で西野さんは、
なんばグランド花月と歌舞伎座が連日満員なのは、
「お客さんの1日をコーディネートできている」からだ、とおっしゃってます。

例えば、ルミネよしもと。
なんばグランド花月よりも立地も良く、売れている芸人さんが出ているにもかかわらず、
結構空席も目立つそうです(私、行ったことないので知りませんが・・・・)。

後、大分の別府温泉とか、一度行ってみたいと思った人は多いと思うのですが、
実際に行った人ってそれほど多く無いですよね?

でもなんばグランド花月だと、USJで遊んで、たこやき食べて、
よしもとの漫才や新喜劇を見て笑って、夜はお好み焼きを食べる、
というように、どう1日を過ごせばいいか、イメージが湧くでしょ、ということ。

そうか、そうやねん!
何で、自分が感覚的に分かっていることをシンプルに言葉で表現できるねん、西野さん!
って、ここ10日間くらい、ずっと感激しています。


私、個人的に何度も足を運ぶところ、
全て1日をどうやって過ごすのか、イメージが湧きますもん。

これが、人が自然と集まる法則だとすれば、
これからの企業、お店が何をしなければならないか、イメージ湧きませんか?
コメント
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