鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2462回】 プロなんだから・・・

2017年09月26日 | 住宅コンサルタントとして
個人的に思うのですが、仕事の対価としてお給料をもらう訳ですから、
お給料をいただいているビジネスパーソンは全員、プロであるべきだと思います。

プロとしてお金をいただく訳ですから、当然、結果を出さなくてはなりません。

結果を出すからこそ、お給料をもらえる訳であり、
ただ単に会社に属して職場に来ているだけでお給料をもらえる訳ではありません。

ただ、今の世の中の傾向は、正社員であれば、お給料をもらう権利を有していて、
しかも結果が出ようが出まいが、雇用契約内の労働時間しか働かせてはいけない、
という意見が大半ですよね。

イケてるビジネスパーソンをたくさんつくりたくないのかな?と
個人的に思ったりします。

この国を骨抜きにしたいのかな、と感じてしまいます。

もちろん、働いて下さっているスタッフさんを精神的に追い込んだり、
長時間、ぶっ通しで働かせるのは全く持ってダメだと思いますが、
権利の主張ばかりで義務や責任のことには全く触れられないことに、
違和感しかありません。

結果を出さなくてはならない、という、
プロとして当たり前の意識が無い人は、
もう猛烈に勉強していなくて、
そりゃ、この人から買いたいと思わないよな、
この人に質問したくないよな、と感じてしまいます。

しかも意識が低いから、周囲が教えてもメモも取らない。
研修に参加させても、寝ていたりしていますし、
物事を表面的にしか見なかったりするので、まあ成長しないのです。

労働者の権利を守ることはとても重要ですが、
権利と義務はセットであることもちゃんと報道して欲しいと思います。

結果を出さなくては、雇用してもらえない、という
アメリカのような緊張感も必要だと個人的には思っています。

プロなんだから、結果を出して当たり前。
結果を出せないのであれば、自分でコツコツと努力して、
考え方や行動を変えるようなビジネスパーソンの割合が増えて欲えると良いなぁ、と
個人的に思っています。
コメント
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