鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2883回】 経営者の倫理観

2018年11月21日 | 住宅コンサルタントとして

カルロス・ゴーン氏の逮捕という、衝撃のニュースが流れてきました。

 

自分の所得をかなり低く申告するという、

役員報酬を巡る有価証券報告書の虚偽容疑のようです。

 

まあ、上場企業のトップとして、倫理観が欠如しているとしか思えません。

 

株式市場に与える影響も大きいでしょうし、

何より社員さんからすれば、自分が働いている会社の上司が

税金をちょろまかしていたということで、

モチベーションや愛社精神が下がると思います。

 

人の上に立つ人は、

ついてきてくれる人のモチベーションが下がるようなことを

絶対にしてはいけないのです。

 

子どもさんがいるのに、模範を示さない。

部下がいるのに、仕事を真面目にしない。

ルールを守らない。

嘘をつく。

言い訳をしまくる。

 

見苦しいですよね。

 

しっかりと成果を出された方なのですから、

役員報酬で堂々ともらえば良かったと思うのですが、

どうして姑息なことをしたのでしょうか・・・?

 

日産ブランドのイメージダウンもはかりしれませんし、

これまでの功績を全て台無しにする今回の事件。

 

改めて、企業を経営していく上で、経営者の倫理観が重要だと思いました。

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