今、ニトリさんの似鳥会長の著書、
「リーダーが育つ55の智慧」
という本を読んでおります。
ニトリさんは30期連続増収増益を遂げ、
素晴らしい業績を出されていますが、
これだけの期間、成長を遂げられている理由が
この本を読んで、少しだけ理解できたような気がします。
この似鳥会長の本の中で、刺さった言葉がいくつかあるのですが、
その一つが、「本部に出向、現場に戻る」という言葉です。
ニトリさんでは、専務や常務といった役員でも、
本部に籍を置いておけるのは5年だそうです。
一度、本部に入っても、また現場に戻るそうです。
本部機能がある本社が立場が上で、
本社から現場に出向、とか
現場に本社から出されると左遷、というような考えが
日本社会には結構蔓延していると思いますが、
どんな会社でも大切なのは、お客様と接する現場なのです。
現場と本部に上下関係などない。
現場主義の考えが全社に浸透している。
だから「本部に出向」「現場に戻る」という言葉になるのでしょう。
どの企業も創業当時はトップ自ら、
現場で汗水流して仕事をしていたと思います。
業績が順調に伸び、マネジメントに力を入れなくてはならなくなる。
それは当然、必要なことです。
でもだからといって、数字ばかりと見て、
トップが現場に全く関心が無くなってしまうと
お客様の嗜好とズレていくことがあったり、
現場で非効率的な仕事のまわし方をやっていても気づかなかったり、
ということになりかねないのです。
現場重視の姿勢をトップは忘れてはいけないですし、
現場をトップ自ら回ることもしなければならないのです。