鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3064回】 面倒で手間がかかることをやる人が成功する

2019年05月21日 | 住宅コンサルタントとして

住宅の営業マンという仕事をしていますと、

スムーズに成約、着工と流れていくお客様と

なかなか着工まで時間がかかるお客様がいます。

 

その最大の要因は土地で、

土地にいろんな規制がかかっていたり、

協力業者さんや職人さんが工事中に車を止める駐車場がなかったり、

土地形状がかなり特殊で一般的な間取りでははまらなかったり、

ライフラインが全く来ていなかったり・・・。

 

最近造成された、地型がキレイな土地であれば、

すぐに家を建てられるケースが多く、

営業マンや設計さんに負荷はかかりませんが、

問題を抱えた土地の場合、

非常に手間がかかり、時間が取られます。

 

そういう土地に家を建てたいお客様に対して、

どういうスタンスで向き合って対応していくか?

 

いろいろとお調べしたり、いろんな機関にかけあったりしても、

残念ながらこちらの行動が制約につながらないこともあるでしょう。

 

それを面倒だと思い、そういうお客様の対応を後回しにするか?

それとも積極的に取り組んでいくのか?

 

仕事は効率的にしなければならないですが、

対お客様ということであれば、

手間がかかることを惜しんではいけないと思います。

 

そもそも仕事とは、面倒で手間と時間がかかるものです。

 

そこから逃げずに一所懸命やることで成長できますし、

そういうことを若い頃からコツコツとやっている人は、

仕事の運気が絶対に上がると思うのです。

 

ある一定のレベルのスキルを自分のものにするには、

量をある一定数、こなさなければならないのです。

 

大した経験も実績も無いくせに、

仕事を選り好みしている場合ではないのです。

 

面倒で手間がかかる仕事から逃げていないでしょうか?

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