鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3050回】 時代の変化と共に、商品もマーケティングも売り方も顧客も、全て変わるのが正しい

2019年05月07日 | 住宅コンサルタントとして

クロアチアから無事、帰ってきました。

 

ドゥブロヴニク⇒ドュッセルドルフ⇒成田⇒伊丹という経由でしたが、

ドュッセルドルフから成田までの飛行機ではほとんど寝ないで

ずっと仕事をしておりました。

 

それくらい、仕事したくてウズウズしております。

 

心身共にリフレッシュできたせいか、

過去から現在、そしてこの先について

自分なりに結構分析をしたり、仮設を立てたりできました。

 

もともとコンサルタントになった時は

上司や先輩が受注したプロジェクトで

マクロデータを収集したり、競合企業調査をしたり、

ということしかできませんでした。

 

その後、チラシをつくれるようになり、

クライアント様の現場に出て、営業をやってお見せするようになりました。

 

時代の変化と共にwebサイトの提案、

雑誌広告のコピーライティング、

OB様のインタビュー記事の制作など

マーケティングに関して一通り、できるようになりました。

 

そしてクライアント様の業績向上と共に

組織が大きくなって人が増えていきますので、

スタッフさんの育成のための研修や実務における改善提案など

マネジメントに関する仕事のウエイトが高まり、

それらのお手伝いも自然とさせていただくようになりました。

 

住宅業界のことを深く理解でき、

異業種のことも分かってくる中で、

住宅業界のこれまでのビジネスモデルが終わっていくことに気づき、

新しい業態を開発しなければ、という危機感を持ったのが2014年。

 

いろんなことを研究した結果、新しい業態の構想が固まったのが2017年。

 

そして新業態をクライアント様にご提言させていただき、

忠実に、そして高いレベルで取り組んでいただいたクライアント様では

着実に成果が出ております。

 

この14年間で、調査⇒マーケティング⇒マネジメント⇒業態開発と

自分の守備範囲が確実に広がりました。

 

しかも角分野で常にアップデートしております。

 

そしていよいよ今年の後半から、

またちょっと違う分野に進出することになりそうです。

 

弊社が取り扱う商品というか、メニューというか、

それらが時代の変化と共に、また一つ追加されるようになります。

 

そして今まで以上にクライアント様と深く関わっていくというか、

もうクライアント様と一体化するというか、何というか・・・。

 

いろいろと自分の中で葛藤もあり、

起業当時に決めたことと矛盾することになるのではないか、

と悩んだりもしたのですが、

時代が変わり、住宅業界のいろんな企業が求めていることが

ノウハウや情報だけでは無くなってきている中、

私自身や弊社自体も変わっていくことが正しい、という結論に至りました。

 

時代の変化と共に、商品やマーケティング、セールスは変わりますが、

売る対象(=顧客)も変わっていくことが正しいと思います。

 

もちろん、これまで対応させていただいてきたことは

何一つ、やめるものはなく、今まで以上にブラッシュアップして参ります。

 

これらの話は、また今月、お伺いさせていただいた際に

各社様にお伝えさせていただきますね。

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