ビジネスを真剣に取り組んでいても、
思った通りの結果になることは稀です。
というか、大半はイメージ通りにいかないものです。
ファーストリテイリングの柳井正会長の著書に
「一勝九敗」というタイトルの本があるように、
仕事の大半は、イメージ通りにいかず、一見すると失敗に終わるのです。
でも、ここでどういう手を打つかどうかで、最終的な結果は変わります。
ビジネスがうまくいかない要因は、一つであることはほぼ無く、
複数の要因が絡み合って結果が出ていないことが多い。
そこでまずは最も効果があるであろう部分を改善し、
結果がどう変わるかを検証し、また改善を繰り返す。
こうして一つ一つの要因を良い方向に持っていき、
成果につなげるのです。
うまくいかない時に、過去のことをグダグダ言っても、
何も変わりません。
仕事とは面倒で手間がかかり、
打つ手の大半が、最初からはうまくいかないということを
理解しておくことが重要です。
そしてこういう考え方を社員さんに教育していくことが、
特に中小企業にとって重要なのです。