昨日はとある建材店さんの営業会議に参加しておりました。
全国どのエリアでもそうですが、
建築資材の販売会社には問題が山積みです。
社員さんを募集しても応募が無い。
取引先に仕事が無い。
仕事があっても細かな仕事が大半なので、売上・粗利が目標に届かない。
でも忙しさは変わらない。
これは、特定の住宅会社の市場における占有率が
高くなってきているということが要因なのですが、
そもそも異業種を見ているとどこもそうで、
川下の市場が数社に独占されると流通店の淘汰が進むことは
確実なのです。
だからといって、その流れに身を委ねていては、衰退しかない訳で、
そういう状況でどういう手を打って会社を変えて行くのかが
経営者の仕事なのです。
昨日、お伺いさせていただいていたクライアント様では、
これまた見事な取り組みをスタートされていて、
顧客のニーズに合わせて見事に売る商品を変えておられました。
これぞ商売の基本。
市場が縮小しても、顧客にニーズはある訳で、
そこに適応できていれば、数字は確保できるのです。
そしてこうした原理原則に沿って精度の高い仕事ができる会社は、
別事業を立ち上げた際もすぐにコツを掴み、成果を出していかれるのです。
現に2つの事業で素晴らしい成果を出されているのです。
どんな環境になっても、経営者が打つ手は無限に存在します。
皆さんの会社は、顧客のニーズに合わせて自社を変えることができていますか?