鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3062回】 お客様のニーズに合わせて商品を変えていく

2019年05月19日 | 住宅コンサルタントとして

昨日はとある建材店さんの営業会議に参加しておりました。

 

全国どのエリアでもそうですが、

建築資材の販売会社には問題が山積みです。

 

社員さんを募集しても応募が無い。

取引先に仕事が無い。

仕事があっても細かな仕事が大半なので、売上・粗利が目標に届かない。

でも忙しさは変わらない。

 

これは、特定の住宅会社の市場における占有率が

高くなってきているということが要因なのですが、

そもそも異業種を見ているとどこもそうで、

川下の市場が数社に独占されると流通店の淘汰が進むことは

確実なのです。

 

だからといって、その流れに身を委ねていては、衰退しかない訳で、

そういう状況でどういう手を打って会社を変えて行くのかが

経営者の仕事なのです。

 

昨日、お伺いさせていただいていたクライアント様では、

これまた見事な取り組みをスタートされていて、

顧客のニーズに合わせて見事に売る商品を変えておられました。

 

これぞ商売の基本。

 

市場が縮小しても、顧客にニーズはある訳で、

そこに適応できていれば、数字は確保できるのです。

 

そしてこうした原理原則に沿って精度の高い仕事ができる会社は、

別事業を立ち上げた際もすぐにコツを掴み、成果を出していかれるのです。

 

現に2つの事業で素晴らしい成果を出されているのです。

 

どんな環境になっても、経営者が打つ手は無限に存在します。

 

皆さんの会社は、顧客のニーズに合わせて自社を変えることができていますか?

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