以前からの友人や知人に、
「久しぶりに会おう」
と言われて、時間をつくって会ったら、
保険だったり変な宗教への勧誘であったり、
という経験は、若いうちに経験しておいた方が良いでしょう。
私の場合、大学生になってしばらく経過した時に、
高校時代のクラスメートに「飲みに行こう」と誘われ、
その場に行ってしばらくすると、変な団体に誘われる、
という経験をしました。
私、その場でブチ切れて、お金を置いて帰りました。
前々職のメーカーでの営業マン時代、
先輩や後輩で会社を辞めていった人たちの中で、
保険の営業マンに転職した人が結構います。
その中の一人で、
一時期、そのメーカーでトップ営業マンだった先輩も、
保険の営業マンに転職されました。
保険の営業マンになって数カ月後、
堂々と支店を訪れ、後輩に半分脅しながら、
「俺の保険に入れ」
と言われ、月額5000円の保険に入らされました。
もうそれは満期になり、損はしておりませんが、
その強引に保険に加盟させた先輩のことは、
私は忘れませんし、
自分の友人や知人を絶対に紹介しない、と決めております。
私がこういう仕事をしていることを知って、
いろんな保険の営業マンが近づいてくることも多いですが、
全て私の段階でシャットアウトしています。
三流の保険の営業マンに共通するポイントは、
日頃から相手の役に立つことをしていないのに、
自分の都合で「会いたい」「紹介して欲しい」ということを
平気で言ってくることです。
そして過去、薄い関係しか構築していない相手に、
片っ端から連絡を取って、自分都合で
「会いたい!」
「挨拶に伺いたい」
などとアポイントを取ったりするのです。
だから一般的な保険の営業マンは嫌われるのです。
私がほぼすべての保険をお願いしている保険の営業マンは、
30年近いお付き合いですが、
私に対し、一度も「知人を紹介して!」と言ってきません。
紹介などしなくとも、自分自身の活動の中で、
十分に仕事が回っているのです。
忙しいにも関わらず、何かあれば、すぐに動いてくれる。
しかも、動いたことに関して、全く恩着せがましくない。
そして、紹介して欲しいとか、売込み色が一切ない。
こういう一部の保健の営業マンに、お客様が殺到する訳です。
売れていない営業マンに共通するポイントは、
日頃からお客様にお尽くししていないくせに、
自分の都合の良い時に「会いたい」「紹介して欲しい」と
厚かましくお願いしてくるところにあります。
人様に紹介をして欲しいと思うのであれば、
一の紹介に対し、日頃から百のお尽くしをしていなければならないのです。
これは、ビジネスの世界の真理なのです。
大してお役に立っていないのに、
紹介して欲しいとか、会いたいとか言っていると、
友人を無くしてしまうことを
ビジネスパーソンは知っておくべきなのです。