鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3595回】 だから保険の営業マンは嫌われる

2020年11月02日 | 住宅コンサルタントとして

以前からの友人や知人に、

 

「久しぶりに会おう」

 

と言われて、時間をつくって会ったら、

保険だったり変な宗教への勧誘であったり、

という経験は、若いうちに経験しておいた方が良いでしょう。

 

私の場合、大学生になってしばらく経過した時に、

高校時代のクラスメートに「飲みに行こう」と誘われ、

その場に行ってしばらくすると、変な団体に誘われる、

という経験をしました。

 

私、その場でブチ切れて、お金を置いて帰りました。

 

前々職のメーカーでの営業マン時代、

先輩や後輩で会社を辞めていった人たちの中で、

保険の営業マンに転職した人が結構います。

 

その中の一人で、

一時期、そのメーカーでトップ営業マンだった先輩も、

保険の営業マンに転職されました。

 

保険の営業マンになって数カ月後、

堂々と支店を訪れ、後輩に半分脅しながら、

 

「俺の保険に入れ」

 

と言われ、月額5000円の保険に入らされました。

 

もうそれは満期になり、損はしておりませんが、

その強引に保険に加盟させた先輩のことは、

私は忘れませんし、

自分の友人や知人を絶対に紹介しない、と決めております。

 

私がこういう仕事をしていることを知って、

いろんな保険の営業マンが近づいてくることも多いですが、

全て私の段階でシャットアウトしています。

 

三流の保険の営業マンに共通するポイントは、

日頃から相手の役に立つことをしていないのに、

自分の都合で「会いたい」「紹介して欲しい」ということを

平気で言ってくることです。

 

そして過去、薄い関係しか構築していない相手に、

片っ端から連絡を取って、自分都合で

 

「会いたい!」

「挨拶に伺いたい」

 

などとアポイントを取ったりするのです。

 

だから一般的な保険の営業マンは嫌われるのです。

 

私がほぼすべての保険をお願いしている保険の営業マンは、

30年近いお付き合いですが、

私に対し、一度も「知人を紹介して!」と言ってきません。

 

紹介などしなくとも、自分自身の活動の中で、

十分に仕事が回っているのです。

 

忙しいにも関わらず、何かあれば、すぐに動いてくれる。

しかも、動いたことに関して、全く恩着せがましくない。

そして、紹介して欲しいとか、売込み色が一切ない。

 

こういう一部の保健の営業マンに、お客様が殺到する訳です。

 

売れていない営業マンに共通するポイントは、

日頃からお客様にお尽くししていないくせに、

自分の都合の良い時に「会いたい」「紹介して欲しい」と

厚かましくお願いしてくるところにあります。

 

人様に紹介をして欲しいと思うのであれば、

一の紹介に対し、日頃から百のお尽くしをしていなければならないのです。

 

これは、ビジネスの世界の真理なのです。

 

大してお役に立っていないのに、

紹介して欲しいとか、会いたいとか言っていると、

友人を無くしてしまうことを

ビジネスパーソンは知っておくべきなのです。


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