鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4262回】 目の前の相手を気持ちよくすることができない営業マンは、三流である

2022年08月31日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただいて17年。

 

おそらく住宅会社の営業マンに対し、

研修をさせていただいた数でいうと、

誰にも負けないくらいの経験を

させていただいたと思います。

 

そんな私が感じていることを

述べたいと思います。

 

お客様に支持され、ファンが増えていく。

年々、紹介が増えていき、

業績が安定する一流の営業マンに共通するのは、

とにかく目の前の相手を気持ちよくさせる対応を

自然にできるのです。

 

相手が気持ちよく話せるような質問をし、

気持ちよく話をしてもらえるような聴き方ができる。

 

うなづいて欲しいタイミングでうなづく。

聴く際の姿勢や表情の作り方も完璧なんです。

 

そうすると、相手の方は嬉しくなり、

よりいろんなものをその営業マンに与えたくなります。

 

そしてその営業さんから購入するだけでなく、

ファンになっていくのです。

 

自分の都合より、目の前の相手を気持ちよくさせる、

ということが自然にできる営業マンが一流です。

 

一方、三流営業マンは、

自分のことしか考えていません。

 

相手に気持ちよくなってもらうよりも、

自分の欲を優先します。

 

「契約を勝ち取りたい」

「あれもこれも伝えたい」

「今、会議の時間だけど、

俺はこの仕事、やっておこう」

(←自分がちゃんと参加していないことが

ばれていないと思っているのです、三流なので)

 

ちょっと頭の回転が速く、それなりに機転も利くので、

若いうちはそれなりに売れたりもするのですが、

年齢が40歳を超えてきたあたりから、

ボロが出まくってくるのですね。

 

そして自分のことしか考えていないこともばれて、

応援してくれるお客様も増えていかないので、

いつまで経っても売れやすくなっていかないのです。

 

私自身、いろんな営業マンの前で

お話をさせていただきますが。

まあどのクライアント様でも共通するのは、

一流の営業マン・ビジネスパーソンは、

聴く姿勢が素晴らしく、こっちもドンドン乗ってしまいます。

 

個人的に友人であり、

日本一の営業さんだと思っている、

あのハウスメーカーの営業マンも

その昔、勉強会に参加されていた時の聴く姿勢が、

もうそれは見事でした。

 

目の前の人を気持ちよくさせる聴き方が、

皆さんはできているでしょうか?


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