鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3059回】 お客様が育ててくれる

2019年05月16日 | 住宅コンサルタントとして

本当にありがたいことですが、

理念やビジョン、価値観が同じクライアント様がおられます。

 

自社で働いて下さる社員さんの成長を願い、

自社で家を建てて下さったお客様にしっかりと恩返しをしていき、

更に地域社会に貢献し、地元を良くしていく。

 

成果が出たのは、社員さんのおかげ。

うまくいかないのは、経営側の戦略ミスや指導不足など、

経営陣が自責で受け止める。

 

価値観や感性も同じなので、

他社さんの事例やいろんなところで収集してきた情報から

こちらがお伝えしたいことをお話すると、

1を聞いて10を理解して下さるような感じで、

本当に一緒にお仕事をさせていただいて気持ちが良いのです。

 

意気に感じて仕事ができるお客様が一人でもいたとしたら、

それは本当に幸せなことです。

 

そういうお客様のお役に立てるように、

自分自身、もっと力をつけなければ、と思えますから、

情報収集に余念が無くなり、一次情報取得のために動き回れる。

 

すなわち、心から好きになれる、良いお客様が

ビジネスパーソンを育ててくれるのです。

 

その逆で、価値観が合わないお客様は、

こちらの意図を組んでくれませんし、

良かれと思ってやったことも変に受け止められますし、

伝えたいことも伝わらないものですが、

それはそれでしっかりと負荷がかかるので

心が強くなりますし、忍耐力もつきます。

 

そして最大のポイントは、価値観が合わないお客様がいることで、

本当に良いお客様のことをありがたい、と心から思うことが出来、

そのお客様のことをより好きになれる、ということでしょう。

 

価値観が合わないお客様も、

ビジネスパーソンを育ててくれるのです。

 

そう考えると、お客様は自分にとって本当にありがたい存在である、

と思えるようになるのです。

 

たくさん仕事をして、たくさんのお客様の対応をしている人が

量に比例して成長していくのです。

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【第3058回】 経営者と親は役割が同じ

2019年05月15日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただいてつくづく感じるのは、

会社の組織全体の空気感や緊張感、仕事に対する姿勢は、

その企業のトップの姿勢と比例する、ということです。

 

業績が良くないことを社員さんのせいにする経営者。

そういう経営者が経営する会社では、

結果がイマイチなことを他人ごとと捉えるスタッフさんばかりになります。

 

成果が出ていないことを自分自身の戦略が間違っていた、とか

自分の指導不足、という風に分析できる経営者。

そういう経営者が経営する会社では、

結果が出ないことを自分事として受け止め、

改善を繰り返し、結果を出そうという姿勢で

仕事に取り組むスタッフさんばかりになるものです。

 

何でも学校のせいにする親と、

成果が出ないことを自分自身に原因がある、と捉えない経営者は、

どこか共通するポイントがあると思います。

 

子どもが悪いことをしたのは、

親である自分がちゃんと躾や常識を教えられていなかったから、

と考えられる親が、しっかりと良識を持った子どもに育てられる。

 

経営者とそこで働くスタッフさんもそれと同じだと思います。

 

社員さんの成長、育成、躾。

 

これはやはり経営者がやるべきことで、

外部に丸投げではダメなのです。

 

こうしたことが理解できていない経営者が経営する企業では、

残念ながら良識ある社員さんがなかなか出て来ないのです。

 

すなわち、ウチの社員はダメだ、

と言っている経営者こそが、ダメなのです。

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【第3057回】 圧倒的地域一番店になると・・・

2019年05月14日 | 住宅コンサルタントとして

各クライアント様と目指したいことは、

商圏エリア内で圧倒的一番店になることです。

 

圧倒的一番店になると、

どれくらい商売がやり易くなるのか、ということを

あるクライアント様との12年以上に渡るお付き合いを通じて

私自身、実感しているからです。

 

そのクライアント様は、今期、

本社がある商圏人口40万のエリアで110棟、

商圏人口30万のエリアで80棟のペースで受注を獲得されています。

 

今から12年前は、

30万商圏のエリアでの年間受注棟数は

50棟弱だったのです。

 

ところが、県内ナンバー1ということが浸透し、

この30万商圏のエリアで着実に商圏を深耕していった結果、

良い評判がエリア内で起こり、商売がやりやすくなって、

圧倒的なシェアを獲得されているのです。

 

営業マン個々のレベルであれば、

12年前の営業マンの方がかなり優秀だと思いますが、

棟数の差は歴然です。

 

すなわち、地域一番店になると、同じ商品、同じ営業マンのレベルでも

圧倒的に売れやすくなり、成功体験が積みやすくなる。

 

若手さんが成長しやすい環境となる。

 

それが地域一番店を目指すべき最大の理由かな、と思っています。

 

そのために新業態で各クライアント様に取り組んでいただき、

圧倒的地域一番店を目指していきたいと思います。

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【第3056回】 現場に出てこそ

2019年05月13日 | 住宅コンサルタントとして

昨日はとあるエリアのクライアント様のモデルハウスで

現場のスタッフさんと一緒に待機し、

お客様の動きや他社の動きを自分の目で感じておりました。

 

結論から言うと、とても勉強になりましたし、

改善提案事項も多々、出来ました。

 

更に他社の動きも理解することができました。

 

お客様が来場して下さらない。

着座していただけない。

次回のアポが取得できない。

受注棟数が増えない。

 

現実として起こっていることには、

必ず原因があります。

 

この原因を正確に掴むためには、

現場のスタッフさんから報告を受けることも重要ですが、

トップ自ら現場に出て、肌感覚で掴むことが一番ですね。

 

また、私自身がここ数年、思っていたことが間違いない、

ということも再確認できました。

 

経営者は、現場で実務をする必要はありませんが、

現場に出て実態を自らの目や肌で掴むことは欠かせません。

 

現場に出てこそ、なのです。

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【第3055回】 環境をつくってもらっている

2019年05月12日 | 住宅コンサルタントとして

家内とは学生時代からお付き合いをしていて、

社会に出て1年目から一緒に住んでおりました。

 

慣れない北海道についてきてもらっているのに、

私は朝7時半から夜12時、1時まで仕事。

 

ほったらかしという言葉がピッタリでしたが、

休みの日にも仕事に行くことがあっても、

帰りが遅くなろうとも、文句ひとつ言われたことがありません。

 

子どもが生まれる前も、そして子どもが生まれた後も、

家のことは全てやってもらってきました。

 

家内は知り合いがもともと一人もいないのに、

職場や子育てを通じて知り合った人たちとドンドン友達となり、

北海道での暮らしを充実させていました。

 

そして私の仕事が変わり、帰りが遅いどころか、

年間の半数以上は家にいない生活になっても

それは続いています。

 

出張続きでたまに帰った時に大量の洗濯物を出しますが、

それも文句ひとつ言わないで、次の出張までの間に

洗濯して準備をしてもらっています。

 

そんな環境の下で育った我が家の子ども達。

 

昨日、夜電話を家内にかけると、

長男が家に帰ってきていました。

 

母の日だから、プレゼントを届けにきた、とのこと。

 

長男に電話を変わってもらうと、

どうやら今、お付き合いをさせていただいている彼女と、

母の日だから、お互いちゃんと親にプレゼントを贈ろう、

という話をしていたようで、

まあ何と素敵な方とお付き合いをさせていただいているんだろう、

と感激しておりました。

 

私は今日、仕事なのですが、

家内は私の親を誘って食事に行ってくれるようで、

いつも仕事に打ち込める環境をつくってくれて、

本当にありがたいと思いますし、感謝しています。

 

今日は母の日。

 

母や奥様に感謝の気持ちを伝える日ですね。

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【第3054回】 競争をしない企業は、最後は競争力が無くなり、潰れる

2019年05月11日 | 住宅コンサルタントとして

やたらと自分の取引先や仕入先を支配したがる、

ちょっとタチの悪い企業や経営者がいます。

 

「あそこと取引したら、お前の会社との取引をやめるぞ」

「地元の企業の商品しか、買わないようにしましょう!」

 

なんてことを言っている人がいたら

カタギの世界では無く、違う世界に行っていただきたい。

 

この情報化時代の中、お客様の価値観の変化はものすごくて、

市場の変化に適応するという、商売の大前提を忘れ、

過去、自分が築いた権力にしがみつき、

新興勢力を徹底的に潰そうとする頭の古い経営者は、

当然ながらユーザーの変化に適応できないのです。

 

こういうタチの悪い経営者が支配する組織では、

若手が委縮し、お客様よりも影の支配者を見るようになります。

 

すると、長い目で見た時、お客様の支持が無くなり、

一気に業績を落とすようになるのですが、

そういう歴史を権力にしがみつくタチが悪い、頭の古い方は知らないのです。

 

というか、自分が絶対だと思っていますから、

基本、勉強していないのですね。

 

で、最終的に自分が守りたかった部分を守れなくなり、

自分の子どもや孫の時代に悲惨なことになる、

という歴史は繰り替えされるのです。

 

私が前々職時代に勤めていた会社。

 

今、世間様をにぎわせていますが、

北海道のメンバーはとてもまともで、

お客様を第一に行動できていました。

 

ところが、関西の支店に転勤になって、

大阪で仕事をさせていただいていた時、

お客様よりも自社の上司に先にお茶を出すような方が結構居て、

そこで自分の人生を考えました。

 

もともとの創業者は、そういう方では無かったと思いますが、

中間管理職以下、商売の原理原則を理解できない、

大企業病に侵されたクズが多々、生まれる環境だったのでしょう。

 

自社の商売を永続させようと思うのであれば、

お客様のことだけを見ているべきなのです。

 

既得権益を守ることに一所懸命になったり、

お客様第一主義を忘れた瞬間、

崩壊に向かっていくのです。

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【第3053回】 お客様に選んでいただける営業マンになるには?

2019年05月10日 | 住宅コンサルタントとして

結果が出ていない営業マンに、その原因を尋ねると、

出てくる言葉か下記のような感じです。

 

「ウチの商品が高い」

「ウチの設計のセンスや提案力が無い」

「ウチの会社のブランドイメージが低い」

「ウチの商品が標準から変更があると価格が一気に高くなる」

 

結果が出ない原因を自分以外のモノに押し付けたところで、

現状、何も良いことなど無いのです。

 

お客様に選ばれない、センスの無い営業マンは、

お客様が営業マンや会社、商品のどういう点を見ているのか、

分かっていないですし、

お客様の価値観も分かっていないのです。

 

今月、各社様にお伝えしている、TOP営業マンの事例。

 

これを聞いていただければ、お客様に選んでいただけるようになるために、

自分自身の何を変えていかなくてはならないのか、

気づく方は気づかれるでしょう。

 

そして自分の考え方や姿勢、ひたむきさなどを

変えるヒントを掴まれることでしょう。

 

真のトップ営業マンは、自分の立場をわきまえていて、

お客様のお役に立ったり、

お客様の貴重なお時間を有意義なものにしようとしっかりと準備したりと

基本的な姿勢や考え方が違うのです。

 

今月、営業研修でこうした本質的なお話をさせていただく中で、

明らかに聴く姿勢が変わった営業さんや、

お話の途中で感極まって目がウルッとなっている方もおられます。

 

営業とはお客様の立場で物事を考える究極のお仕事。

 

お会いしていただくことも、お客様の貴重なお時間を頂戴している、

ということが本質的に理解できれば、

商談を有意義にしようと事前の準備に手を抜かないでしょう。

 

そして良い準備をしようと思うのであれば、

商談直前になってからいろいろと調べては時間が足りない、

ということに気づき、

日頃からコツコツといろんなことを勉強するようになるでしょう。

 

そういう部分をご理解いただけるよう、

しっかりとお伝えさせていただきたいと思います。

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【第3052回】 コンサルティングがうまくいくかどうかのポイント

2019年05月09日 | 住宅コンサルタントとして

このお仕事を14年、させていただいて、

今更ながら気づいたことがあります。

 

というか、気づかなかった自分が情けないというか、

恥ずかしいというか・・・。

 

その最大のポイントは何か、ということを

まとめたいと思います。

 

まず私のスタイルとして、クライアント様のところにお伺いすると、

最新情報や他のクライアント様の成功事例等、

お伝えしたいことをお伝えし、

改善すべきことや新しい施策を提案させていただきます。

 

そしてこれらの提案事項に対し、どうするかを検討していただく。

 

そしてクライアント様のところに制作会社さん等にもお越しいただき、

販促物やHPなどをどうしていくのかを業者さんを交え、提案させていただく。

 

更に全社員であったり、営業さんや設計さん、監督さんなどを対象に

研修やミーティングをさせていただく。

 

とまあ、こんな感じです。

 

全スタッフさんが10名程度の住宅会社さんですと、

朝から夕方まで全員参加していただくパターンが多いです。

 

これは全く問題ありません。

 

しかしながら、業績が向上し、スタッフさんが増え、

会社が大きくなっていきますと、

全社員さんを朝から夕方まで拘束する訳にはいかず、

どうしても部署別であったり、管理職の方であったり、

ある程度人数を絞ってのミーティングや研修になります。

 

この時、全てのミーティングや研修に

トップ自ら参加していただける場合、

私自身もしっくりきますし、うまくいきます。

 

しかしながら、トップや役員さんとの打合せが終了し、

現場の管理職や一般社員さんとの研修や打合せの際、

トップが参加されていないケースだと

しっくりこないことが多いのです。

 

基本的に経営者や役員さんは忙しいので、

現場のスタッフさん対象の研修やミーティングに参加していただくかどうかは、

各クライアント様にお任せしていたというのが、

恥ずかしながら、これまでの現状でした。

 

でも今月より、この点を各クライアント様にお願いしていこうと思います。

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【第3051回】 老後を心配されております・・・

2019年05月08日 | 住宅コンサルタントとして

クロアチアという国は、

観光地としてまだ日本ではメジャーではありません。

 

しかしながら、ヨーロッパでは観光地としてかなり人気で、

夏になると各国からバカンスの方が訪れるのです。

 

日本人の感覚ですと、バカンスに行った時に宿泊するのは

ホテルや旅館が一般的だと思いますが、

海外の方は必ずしもそうではありません。

 

クロアチアの人気の観光地であるドゥブロヴニクやスプリトでは、

やたらと「SOBE」というプレートが貼られた建物を見ました。

 

これ、要するに民泊なんですね。

 

特にドゥブロヴニクでは、数えきれないくらい見ました。

 

現地でアパートを借りる場合、夏場の2か月は他で暮らしてくれ、

と大家さんにお願いされるケースも結構あるようで、

旅行時の宿泊場所も多様化している、ということなんですね。

 

今回、クロアチアに行って、

ビジネスに関して新しい発想ができるようになりました。

 

基本的に海外に行ったり、いろんな地域に調査に行くと

いろんな発想のヒントをもらうことができます。

 

休みの日に自宅に居ても、何のアイデアも出て来ないので、

とにかく動くようにしています。

 

発想力と移動距離は比例する、と個人的に思っていて、

とにかく行ったことが無いところに行く、

以前行ったところに行くときは、別の視点で見る、

というように、自分なりにルールを決めております。

 

頭のどこかで仕事のことを考えていると、

何かを見たり聞いたり体感した際、

そこからヒントを得やすいのですね。

 

趣味が仕事ですので、

ビジネス以外の話はあまり面白くありません。

 

プライベートで話せるのは、

美味しいレストランと旅の話、

後は自分の子育て論くらいで、

一般的な方からすると、クソ面白くないと思います。

 

学生時代の友人と会ったりするのも、数年に一回、といった頻度。

 

家内には、仕事をリタイアした後の老後を心配されております(笑)。

 

でも、趣味が仕事でホンマに良かったなぁ、と思っています。

 

時代の変化についていくために、

いろんなことを学んだり

自分の考え方や我が社の商品を変えていくことが苦でないのです。

 

そういう意味で、好きなことを仕事にした方が良いと思いますし、

今の仕事が好き、という人は幸せだと思います。

 

皆さんは、今の仕事が好きですか?

 

仕事を好きになるために、工夫をしていますか?

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【第3050回】 時代の変化と共に、商品もマーケティングも売り方も顧客も、全て変わるのが正しい

2019年05月07日 | 住宅コンサルタントとして

クロアチアから無事、帰ってきました。

 

ドゥブロヴニク⇒ドュッセルドルフ⇒成田⇒伊丹という経由でしたが、

ドュッセルドルフから成田までの飛行機ではほとんど寝ないで

ずっと仕事をしておりました。

 

それくらい、仕事したくてウズウズしております。

 

心身共にリフレッシュできたせいか、

過去から現在、そしてこの先について

自分なりに結構分析をしたり、仮設を立てたりできました。

 

もともとコンサルタントになった時は

上司や先輩が受注したプロジェクトで

マクロデータを収集したり、競合企業調査をしたり、

ということしかできませんでした。

 

その後、チラシをつくれるようになり、

クライアント様の現場に出て、営業をやってお見せするようになりました。

 

時代の変化と共にwebサイトの提案、

雑誌広告のコピーライティング、

OB様のインタビュー記事の制作など

マーケティングに関して一通り、できるようになりました。

 

そしてクライアント様の業績向上と共に

組織が大きくなって人が増えていきますので、

スタッフさんの育成のための研修や実務における改善提案など

マネジメントに関する仕事のウエイトが高まり、

それらのお手伝いも自然とさせていただくようになりました。

 

住宅業界のことを深く理解でき、

異業種のことも分かってくる中で、

住宅業界のこれまでのビジネスモデルが終わっていくことに気づき、

新しい業態を開発しなければ、という危機感を持ったのが2014年。

 

いろんなことを研究した結果、新しい業態の構想が固まったのが2017年。

 

そして新業態をクライアント様にご提言させていただき、

忠実に、そして高いレベルで取り組んでいただいたクライアント様では

着実に成果が出ております。

 

この14年間で、調査⇒マーケティング⇒マネジメント⇒業態開発と

自分の守備範囲が確実に広がりました。

 

しかも角分野で常にアップデートしております。

 

そしていよいよ今年の後半から、

またちょっと違う分野に進出することになりそうです。

 

弊社が取り扱う商品というか、メニューというか、

それらが時代の変化と共に、また一つ追加されるようになります。

 

そして今まで以上にクライアント様と深く関わっていくというか、

もうクライアント様と一体化するというか、何というか・・・。

 

いろいろと自分の中で葛藤もあり、

起業当時に決めたことと矛盾することになるのではないか、

と悩んだりもしたのですが、

時代が変わり、住宅業界のいろんな企業が求めていることが

ノウハウや情報だけでは無くなってきている中、

私自身や弊社自体も変わっていくことが正しい、という結論に至りました。

 

時代の変化と共に、商品やマーケティング、セールスは変わりますが、

売る対象(=顧客)も変わっていくことが正しいと思います。

 

もちろん、これまで対応させていただいてきたことは

何一つ、やめるものはなく、今まで以上にブラッシュアップして参ります。

 

これらの話は、また今月、お伺いさせていただいた際に

各社様にお伝えさせていただきますね。

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【第3049回】 最終日のボーナス

2019年05月06日 | 住宅コンサルタントとして

クロアチアを発つ最終日、

元々の天気予報は雨でした。

 

今回のクロアチア・スロベニアの旅で

快晴だったのはスプリトに宿泊した1日のみ。

 

毎度の雨男ぶりに、家内も呆れ顔。

 

ドゥブロヴニクの絶景の景色は、

スルジ山という山の頂上付近から見るのが最高、

ということは分かっていたのですが、

着いて初日は旧市街の中の散策で終わり、

2日目はずっと雨でしたので、

次回来た時にリベンジ、と思っておりました。

 

しかしながら、何と最終日、朝起きると

時間の経過と共に空から雲が無くなっていくではありませんか・・・。

 

ドゥブロヴニク空港14時発の飛行機でしたので、

時間は少し余裕がある。

 

ホテルをチェックアウトして、レンタカーでダメ元で

スルジ山に向かって車を走らせました。

 

その結果、撮りたかったアングルで写真を撮ることが出来ました。

 

 

もう、最高の景色でした!!!

 

しばらく動けずに、ずっとドゥブロヴニクの街を眺めておりました。

 

最終日になんてラッキー!

ツイてる、ツイてる!

 

また来年、戻ってきたいです。

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【第3048回】 商売の原則をクロアチアで実感する

2019年05月05日 | 住宅コンサルタントとして

今日、日本に帰国するために、ドゥブロヴニクを出ます。

 

あっという間の9泊。

 

今回、初の海外レンタカー。

最初の2日とラスト2日はホテルを手配しましたが、

中日の5日間は、その日の気分で行きたいところを決め、

当日にホテルを手配するという、放浪系の旅。

 

過去にしなかったことに挑戦もしました。

 

そしてこれこそが旅の醍醐味だと改めて実感。

(家内は、どこに行くのか知らされず、かなり不安だったようですが・・・)

 

そしてクロアチアが大好きになったので、

また来年も戻って来たいと思います。

 

私たちがクロアチアにまた来たいと思う理由。

 

それこそが、

一見のお客様がリピーターになるかどうかのポイントだと感じます。

 

商売で最も大切なポイントは、

お客様がまた買いたいと思って下さったり、

ご自身の友人にお勧めして下さるかどうかです。

 

そのポイントを改めてクロアチアで感じたのです。

 

そのポイントとは、

 

1.料理が美味しい(グルメな私にとって、料理は欠かせません)

2.景色が抜群に美しい(目の保養)

3.クロアチアの方が、とにかく親切(ホスピタリティ)

 

の3点です。

 

ちょっと分かりにくいので、解説しますと、

商売の基本は、まず自社が扱っている商品やサービスの品質が

お客様に満足いただけるレベルにあるということ。

 

それは当たり前のことであり、

これだけでは一見のお客様にリピーターになっていただけません。

 

次に重要なのは、商品を買ったりサービスを受ける場所が

とても洗練されていて素敵であること。

 

住宅会社であれば、モデルハウスや打合せする場所がイケてること。

飲食店や小売店であれば、売り場が素敵であること。

 

そしてリピーターになっていただけるかどうかの最大のポイント。

 

それはやっぱり人なんですよね。

 

とにかく笑顔で海外の人を迎え入れてくれるクロアチア。

 

皆、親切で、対応に困っている私たちを助けてくれようと

いろんな方が駆け寄って下さいました。

 

このクロアチアの方たちの対応こそが、

私たちに「また来たい」と思わせてくれたのだと実感しています。

 

どれだけAIが発達し、どれだけ業務を効率化しようとも、

心が満足しなければ、お客様にリピーターになっていただけないのだと

今回の旅を通じて痛感しました。

 

人の心を打つのは、人の優しさ、あたたかさなのです。

 

そこでライバルと差がつく時代なのです。

 

だからこそ、いろんな企業は

スタッフさんの人間力を高めなければならないのです。

 

そんなことをここ何年もクライアント様に伝え続けてきましたが、

それが間違っていないことを痛感しました。

 

今回の旅も、とても有意義でした。

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【第3047回】 初のドゥブロヴニクへ

2019年05月04日 | 住宅コンサルタントとして

いよいよやってきました、ドゥブロヴニク。

 

今回の旅のゴールに設定した街です。

 

魔女の宅急便や紅の豚といった、宮崎駿監督の作品に登場する

街のモデルとなった、と言われているところです。

 

もともと2泊する予定でしたが、

晴の日が昨日しか無いと、天気予報で知っていたので、

朝早くスプリトを出て、ノンストップでドゥブロヴニクへ・・・。

 

スプリトからドゥブロヴニクに車で移動する際、

一瞬だけボスニアを通過しなければならず、

というかドゥブロヴニク自体が飛び地のため、

またしても出国と入国の手続きをしなければならないことに・・・。

 

パスポートを今年、切り替えたばかりなのに、

今回の旅でクロアチアを2回出国し3回入国、

スロベニアとボスニアを1回ずつ入出庫句をしたので、

かなりスタンプを押されました。

 

夏の観光シーズン、スプリトからドゥブロヴニクへ移動する方は、

ボスニアでの入出国にかなり時間がかかることを見越した方が

おそらく良いと思われます。

 

そういう意味では、主要都市の移動はLCCを使った方が楽ですね。

 

さて、ようやく着いたドゥブロヴニク、

景色は想像以上で、ちょっと感動してしまいました。

 

 

 

 

 

 

最もキレイに見ようと思うと、

ロープウェーでスルジ山という山から見るのがベストだと思いますが、

強風が原因か、ずっと止まったままで断念。

 

この光景、はじめてヴェネツィアに来た時と同じくらい感動しました。

 

私たちは感動することがあると、

すぐに子ども達とシェアしたがる気質なので、

早速子ども達にLINEで

 

「来年のゴールデンウィーク、クロアチア、行かへん?」

 

と連絡すると、長男は

 

「大学、バリバリあるかも・・・」

 

とのこと。

 

次男は既読スルー。

 

まあ、どうなるか分かりませんが、

クロアチアの街、人、大自然に魅了されまくりの旅。

 

過去の旅の中でも、最高でした。

 

海外旅行好きな方のブログやインスタを拝見すると、

クロアチアを皆さん、絶賛しているのが良く分かりました。

 

今日がクロアチア最終日で、明日帰国しますが、

来年のゴールデンウィークもクロアチアで決定。

 

ここは夫婦の息がぴったり合いました。

 

気に入った街は何度でも訪れたくなる私たち。

 

ヴェネツィア、マドリード、バルセロナ、サンセバスチャンに続いて、

ドゥブロヴニク、ワイナリーホテルのあるメネゲッティ、

そしてプリトヴィツェ湖群国立公園はリピートしたいです。

 

今日はあいにく雨ですが、街中を散策し、

お土産などを買いたいと思います。

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【第3046回】 晴天の中、港町スプリトを散策

2019年05月03日 | 住宅コンサルタントとして

クロアチア、スロベニアに来て、初めて晴れました!

 

雲一つ無い、快晴の中、スプリトの街を散策しました。

 

 

 

 

 

天気が晴れ、というだけで、こんなに幸せな気持ちになれるのですね。

 

 

 

 

高台からの景色も海岸からの景色も本当に絵になる街です。

 

 

ディナーは、地元の人が通うお店に行きましたが、

このリゾットとマッシュルームのソテー、サラダとビールで

2人ともお腹がいっぱいになった上、

味も抜群に美味しいのに、4000円に全く届かない、

という安さ。

 

クロアチアにハマってしまっています。

 

 

 

今日はいよいよ最終目的地、ドゥブロヴニクへ移動です。

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【第3045回】 プリトヴィツェ湖群国立公園からスプリトへ

2019年05月02日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は午前中、天気が持ちそうでしたので、

朝早くからプリトヴィツェ湖群国立公園を散策。

 

昨日、見ることが出来なかった駐車場2の方を見に行きました。

 

 

 

 

 

 

人間、なぜ水が流れる音を聴いているだけで

こんなに癒されるんでしょうね。

 

家内とピクニックに行ったこと無いのですが、

最高のピクニックを堪能させていただきました。

 

プリトヴィツェ湖畔国立公園をガッツリ見ようとすると

前乗りして翌日一日ガッツリ見て後泊する必要がありますね。

 

全て見るのであれば、15~20キロは歩く必要があるかと思います。

 

私たち、昨日の午後には移動して

スプリトという街まで行きたかったので、

全体の6~7割程度しか見ることができませんでしたが、

また必ずここに戻ってきて、全制覇をしたいと思っています。

 

その後、レンタカーを走らせ、スプリトまで到着。

 

スプリトでは、街中の目玉である、

ディオクレティアヌス宮殿徒歩1分という一等地のホテルに宿泊。

 

直前に一室だけ空いていたらしく、

こんな一等地でしかもパーキング無料、朝食付きで

二人で二泊3万以下で予約できました。

 

ただスプリトの街中も車ではなかなかややこしく、

本当は郊外のホテルを取って歩いてきた方が

初心者には優しいかもしれませんね。

 

で、スプリトに入った途端、

クロアチアに来て一番の夕立が降りました(←雨男っぷりをまたしても発揮)。

 

車から出られず、しばし車で待機。

 

昨日も結構長い距離を運転しました。

 

今日はスプリトの街を散策します。

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