日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

関心とは

2016年09月06日 | 生活・ニュース


 コンクリート打ちの車庫の床。一頭(羽)の蝶が前進後進を繰り返している。何かと見ると、数センチ離れたところに落ちている枯れ葉に関心を示しているようだ。それは特別に変わった葉っぱとは私には見えないが、蝶には何かが見えるのだろう。観察すると葉が揺れると前進、止まると後進する。しばらく戯れていたが何も無かったように飛び去った。いったい何に見とれていたのだろう。

 最近、ある歌のメンバーが解散すると大騒ぎになっている。定時のニュースでもその解散を丁寧に報道された。ワイドショーは大変な時間を割いているもよう。しかし、メンバーにも歌にも関心が薄い私には、なぜ大事件のごとく伝えられるのか理解できず口には出さないが、関心がないということはこんなものかと思いながら過ごす。

 ある選管の分析で、選挙年齢引き下げとなった参院選に関し調べたところ、年代別投票率で19歳が最低だった、と報道された。その原因は「選挙に関心が薄い」とある。関心が薄い原因までは報道されていないが、19歳は社会人か大学在学の年齢になる。選挙権にまつわる関心の薄さを私の歌への無関心と同一に論じてはいけないが、若い人も関心を示す政治にならなければ、老婆心ながら申し上げたい。

 先の蝶、いったい何に関心を持ったのだろう。動きに攻撃を感じさせる様子もなく穏やかな前後進、単なる戯れだったのだろうか。関心を持ち面白いこが起きるかと写真まで撮ったて待ったのに、関心とはそんなものかもしれないと教えられた。辞書には「興味を持って注意を払うこと」と載っている。これを書けたことに感謝しよう。
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