日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

消火器の使い方

2024年06月20日 | 生活・ニュース

 ある待合室で無人のベンチ式椅子で順番を待っていた。ふと横の柱に掛けられた消火器が目に付いた。あのピンを抜いて、ホースを伸ばし火元へ向け、レバーを握って消火剤を放射する。実際の火災現場で使用した経験はないが、訓練で何度も経験、ある時は炎に向けて消火する訓練もあった。そんなことを思い出しながらかけられた消火器を見ていて気づいた。

 そこには使用方法などが文字とイラストで記されている。それを見ながら、発災の混乱した中で、小さな文字で記された使用方法を確認し、正しく火元に放射出来るだろうか、そんな疑問を持った。消火器が掛けてある柱に使用法を書いた掲示板を貼れば、消火器の位置もわかるし、使い方も手に取って確認できるのでは、そんなことを思った。

 最近の火災現場のニュース映像では、スマホなどで撮られた火災発生直後、消防車両も到着していない発災直後の状況が映される。発生直後にどう行動すればよいのかという周囲の人らの動きから学べることがある。向かいの家が火災の時、そこの住人が煙の満ちた家に入ろうとされるのを必死で連れ戻したことを思い出す。

 「ドロボウは家だけは残す」、これは祖母が火の後始末の大切さを話すときのたとえ話。火事は家も家具もすべて無くする、が、その続きになる。火災の怖さは何度か経験したが、消火するより火を出さないことが肝心だ。マッチは使わなくなったが、マッチ一本火事のもと、分かりやすい戒めに思う。

 (今日の575) 火の元に気をつけいれば火事はなし       
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高齢者講習の済み

2024年06月19日 | 生活・ニュース

 車を運転するには誰もが避けられない免許の更新がある。65歳以上は高齢者となり、更新に多少の厳しさが加わる。さらに75歳以上の後期高齢者になるとさらに厳しくなる。一定の違反歴があれば運転技能検査が必要で、これに合格しなければ免許更新は出来なくなる。

 一定の違反歴がなければ認知機能検査から始まる。「認知症のおそれなし」とされれば認知機能検査結果通知書を受け、次の高齢者講習で座学、運転適性検査、実車指導、これで終了証明書を得て免許証の更新へと進む。今回は講習受講の機会が思ったより早く得られたので、およそ3カ月後に静止視力検査を得て交付される。ホットひといき、というところだ。

 この日、一緒に認知機能検査を受けたのは17人だった。採点を待つあいだ控室で待機する。初対面ばかりで、結果を待つ緊張から会話はない。突然、ある人の名前が告げられ「貴重品を持ってこちらに来てください」と言われその人は室外へ。もう一人同じことが起きた。二人とも次の高齢者講習で姿は見えなかった。

 座学では事例から分析された高齢者の特に注意すべきいくつかが具体的に説明された。右左折や停止位置の不適切さから事故も多いという。また心身機能変化に気づきにくいという。誰もが運転の度に必要な安全運転への注意事項だ。後期高齢者なので運転歴は長いが、慣れからくる不注意を戒める、そう改めて思いなおした。

 (今日の575) ハンドルは無事故の途に向かわせる
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石垣に生えた野草

2024年06月18日 | 自然 季節

 観光客誘致のひと項目である城下町という地域を歩いているといろいろ発見がある。そのひつ、今なら盛り土の壁はコンクリートとなるだろうが、その昔は石垣、城ほどではないが、四角な切り石を、定規で計ったように積み上げた石垣がある。重機ではなくミツマタとチェンブロを使って石を持ち上げ積み重ねたと思う。

 その継ぎ目はピッタリと接しており隙間という空きは年月が過ぎたためか見えない。そんな石の隙間に苔が何カ所も生えている。その苔にどこからやって来たのか野草が根付いている。人がわざわざこうしたことはしないだろうから、自然のめぐり合わせで生した野草の力だろう。
 
 城下町、などという呼び方をそこに住んでいる若い人が嫌う、年配者から愚痴っぽく聞いたことがある。両方の言い分はなんとなくわかる。都会の人らが田舎とか地方の村や町、などと屈託なくマイクに向かって話すのを聞くと、その内容によっては同じような気持ちを持つ。それぞれにいいところはあるのだが、口にするときは気づいていないのだろう。

 古い街並みを保存・存続させる運動は自治体を中心に活発だ。表に出るその目的は観光資源としての保存のように思える。観光地のオーバーツーリズムが論じられているが、国内観光客でも、保存対象とならい家屋や近隣住民の中には困る人もある。一例だが通りに面した側の窓は年中締め切ったままという。野草がやって来るそんな街並みはどうだろう。

 (今日の575) 城下町昔の知恵を引き出そう
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梅雨の入り

2024年06月17日 | 自然 季節

 「遅い遅い」と言われ待ち続けた様な「九州北部」が梅雨入りとなった。山口県は九州北部ではないが気象庁的にはそうなるということで、昨年より19日、平年より13日遅れとなった。春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合もあるというから確定ではなく、「梅雨入りしたもようです」が気象庁の発表。

 雨不足で遅れている田植えや植え付け後の干からび、畑作物の規格外品の発生など、気の休まることのなかった農家の方はほっとされたのではなかろうか。ただ、九州南部や四国では線状降水帯予報による大雨への注意が出ている。最近の梅雨はしとしと降ることは珍しく、降れば洪水、降らねば渇水、こればかりは子どものころが良かったと思う。

 今年はツワブキの勢いが凄い。昨年はそろそろ終焉になるのか、と思うくらい元気がなかった。今年も例年通りの水やりで特に手を加えたことはないが、2カ所とも自然に増殖しているようで驚いている。しかし、このところの暑さ、陽のあたる間は耐えきれないのだろう、葉が悄げたようにしている。

 6月は水無月、これの「無」は「ない」ではなく連体詞の「の」に当たり、「水の月」という説が分かりやすい。雨は水を供給する大切な要素で自然に頼るしかない地球への恵のもので、進歩した科学もその術を超えていない。半導体の生産に必要な水量は1日1工場で数十万人分の水道量に匹敵というレポートもある。水は大事に使いたい。

 (今日の575) 待っていた梅雨がやっとご挨拶
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一番咲きです

2024年06月16日 | 地域

 どちらで表現するか年代によっても違うが蓮根・レンコン・れんこん、は当市の重要な農産物のひとつ、その名は広く知られている。レンコンはハスの地下茎、花の後に肥大化したもので。ハスとレンコンを混同して書いたものを見かけたが、食用になる方がレンコン。

 春の収穫を終えた蓮田に苗が植えられてまだひと月あまりと思うが、地下茎を育てるためぐんぐん伸びている。梅雨入り宣言はまだ出ていないが、根元には十分な水位があり、今のところ干上がる心配はなさそうで、農家の人は秋の収穫が楽しみだろう。そんな蓮田に一番咲きと思える白い花を見つけた。

 いわくに市民活動支援センター作成の冊子「岩国のへぇ~」に「岩国のれんこんは 村本三五郎が始まりだった!」によると、「19世紀初め(享和年間)岩国愛宕地区の村本三五郎が、当時の藩主吉川侯の命を受け、備中種を持ち帰り、市内門前地区に植えたのが始まりとされています」とある。今でも門前地区は中心産地として栄えている。

 食べるとシャキシャキした歯触り、粘りのある糸を引く腰の強さなどは、郷土料理の岩国寿司や大平には欠かせない貴重食材として重宝されている。ハスの花はお盆には欠かせない花として切り取られ出荷される。そのころの蓮田はまた見ごたえがあり、絶好の被写体となっている。インスタ映えするらしい。

 (今日の575) レンコンの穴の向こうに広がる世
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いつの時か相棒?

2024年06月15日 | 生活・ニュース

 人に変わって仕事をするまでに進化した技術はどこまで進むのだろう。いつか進化した技術が人に指示を出し、世界を制覇する時代を完全否定できないかもしれない。家電量販店の展示場で、見る人と応対しながら動き回っているLOVOTを見ながら思った。

 赤ん坊ほどのLOVOTは「人の仕事の代わりはしないけど、人に寄り添い、人の潜在の能力を引き出す温かいテクノロジーです」と紹介している。介護施設、病院、一般家庭、小学校、大学などの実証実験で分かった内容の紹介を見ると、介護、物忘れ、独り暮らしなどの環境域に入る身としては、相棒として傍に置けるかもしれない、応対するLOVOTに触れ声を掛けながら思った。

 科学の進歩にはついていけないでいる。政治家は最新の進化した技術を採り入れて各種の改革を進めるべきとペーパーを見ながら読み上げる。時々思うことがある、読み上げる政治家当人はどのくらい採用する技術につて理解されているのだろうか、と。パソコンが業務改善の花形と言われたころ、何とか理解しながら追従したのは懐かしい思い出。

 LOVOTは空腹になると自分から食事(充電)に駆けつけるという。空腹で動けないということなく高齢者の傍にあることは助かる。相棒にしたいが1回の年金支給額を超える価格と爾後のメンテナンス費用などを思えば、相棒とするにはちょっと慎重になる。

 (今日の575) 相棒はともに事する仲となる
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定額減税スタート

2024年06月14日 | 社会 政治

 政府肝入り、というか近々あるであろう総選挙対策と思える定額減税、時事通信の世論調査で内閣支持率は最低となり、減税を実行しても支持利率が伸びないどころか低下している。大幅な賃上げと減税、普通に考えれば可処分所得の増額のはずなのに歓迎していない世論、政を預かる人らへの難しい質問でもあろう。

 今日、支給の年金も増額された。2.7%の増額改訂となった。はずだが私は2.66%、その理由はこう説明がある。「法で定める年金額計算における端数処理または法律改正前の年金額を保障する経過措置に該当するときは2.7%の増額とならない場合がある」。久しぶりの増額を期待したが平均には達しない増額だった。所得減税引き去りは当分起きないが、減税の実感としては無いに等しい額だ。

 この点、住民税通知書の1人1万円の減税は非常に分かりやすく、見た目で減税を実感できる。所得税減税でなく相当分を直接給付なら減税が多少は実感できたかもしれない。有期の東日本大震災復興税が終わるかと思えば、無期の森林環境税が復興税と同額(千円/年)が新設され税負担の軽減にはならなかった。

 今月も多くの食材を含む生活用品が値上がりした。夏から秋に向けての値上がり予定商品が次々と報道されている。総選挙の声も聞かれ、議員は次の選挙対策で庶民の暮らしには目が届かないのだろう。

 (今日の575) 円安が減税評価引き下げる
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頭の体操再開

2024年06月13日 | 生活・ニュース

 スマホの分割払い残金をチャラにし新機種に乗り換えられる、ことを教わりスマホの機種変更をした。今夜から、使いこなしは出来ないが、日ごろのやり取りに支障来さないよう、硬くなりつつある頭の体操を始めることになった。

 類似の機種なので大きな変わりはないが新機能と契約条項に多少の変更がある、と担当者は説明する。支出が大幅に変わらい範囲で契約を更新した。外見はほとんど変わらないが少し軽くなっている。

 さて、この機種に慣れ、不便を感じなくなり、次の機種変更がしたい、そう思うくらい頭を柔らかくなりたい。手続きは署名以外は手を出すことはない。ここも進歩している。

 古い機種は下取りとなり、1カ月以内に返却の必要あり。それまでに、今は何とか使っているが少々不安なとこもあり不明点を書き出しておこう。電話とメールとラインは新機種を知らないのかこれまでと変わりないので安心した。

 (今日の575) 新機種を操作しながら頼んだぞ
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留守電にどうぞ

2024年06月12日 | 生活・ニュース

 連日のように新聞やTVで特殊詐欺の被害が報じられる。あれほど注意喚起や対策が報じられるが、それでも止まないようだ。ということは、注意喚起や対策の裏を欠くうまい騙し方をしているのだろう。まだ被害にあっていないが固定もスマホも「登録番号以外の電話には出ない」を家内と申し合わせている。

 先日、固定電話に「090」から掛かった。誰か分からず「留守電に録音を」の案内まで待つ。ほとんどはここで切れる。その日は録音の合図に続いて、今は在京で大昔の上司の聞き覚えのある声が聞こえ始めた。急いで受話器を取った。年賀状の交換はしているが、直接話すのは四半世紀過ぎているかもしれない。

 受話器を取ると「知らない番号には出ない、我が家もそうしている」と笑う声はかわっていない。用件は「そちらに旅行するので逢いたいが、都合はどうだろう」という内容。「何をおいても都合つけます」ということで用件は1分も要しなかった。

 ある日の昼前。固定電話に090の無登録番号から掛かる。録音の案内と同時に切れる。間を置かず折り返すように無登録の市内番号から掛かるが録音どうぞで切れる。電話番語を変えてかもう一度掛かるが応対せず。緊急なら録音で切らないだろう、こんな、いかにも緊急や至急を思わせる騙しの掛け方があるのかもしれない。
 
 (今日の575) 騙しても送る金子はありません
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第二月曜日

2024年06月11日 | 社会 政治

 新聞各社の経営も安泰でないことが紙面以外で報道されることがある。週刊誌発行を止めた大手全国紙、資本金を中小企業並みに減資し税制の優遇を受けることにした全国紙もある。その昔、ラジオの普及が進むころ「ラジオで弁当が包めるか」と、今の若い人には意味の分からないだろう叫びもあったという。

 ラジオの普及を恐れた現代版が今復活している。技術の進歩からテレビを始めとする電波での通信報道を初めてとするあらゆる情報が、間を置かずにしてスマホなどの手元に届く。翌日の朝刊紙面で事を目にする頃には事態が急変していることもある。私は速報はTVなどの電波情報、詳細や解説は新聞紙面、と割り切って受け取っている。

 そんな新聞界も各戸配達という日本ならではの方式で購読が続いている。どんな悪天候でも新聞受けに入っている。そんな配達をする従業員皆さんのために休刊日を設けた。しかし、新聞販売店で1社だけというのは近くにはない。数社の新聞を扱っているのが普通になっている。

 各社ばらばらの休刊日では従業員は休めない。ということで休刊日は日程をそろえた全紙一斉の休刊日、これは納得できる。元日や総選挙などでは変更になるがそれは報道の使命からだろう。毎朝5時ころ楽しみに紙面を開いているが、休刊日のその時間に何をするか、代案作りも楽しみになってきた。今月は紙面大の折り込みのチラシを使ってゴミ入れの袋を作った。

 (今日の575) 休刊日記者の休みにゃ無関係
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