昨日は、新人さん3人の蕎麦打ち教室だった。
最初はカリスマのラーメン王に弟子入りし、ラーメンを極めたくん
が、蕎麦を打った。さすがに粉は違えど、粉仲間というか、体の
動きと粉の距離が、「やるな」という領域にある。どの道もひとつごとを
やってきた人間には共通の「枠」みたいなものがある。新人とは思えない
みごとなお手前みたいな蕎麦打ちだった。ラーメン屋をたたんで、蕎麦屋を
目指す覚悟らしい。その意気やよし、である。楽しみな大型新人。
もうひとりは京女。奇しくもぼくが昭和51年に京都に上洛して最初に住んで
いた街で生まれたらしい。根っこが繋がっているような、そんな感じがした。
さすがに料理好きだけあって包丁さばきが並をはるかに超えていた。京都の市バス「59番」
が懐かしい。
最後がうちのお客さんの中で、3本の指に入るくらい蕎麦を手繰るのが上手なRくん。
蕎麦好きだけあって、菊練りという高度の技術をなんとか自分のものにしようという気持ち
がよくでた蕎麦になった。この街の若者たちに絶大な信頼をうけているくんなので、今後の
精進を期待したい。
これから「卵かけごはん」
夜は「易の勉強会」
明日の夜は「スケッチ」
水曜日、木曜日が「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」
蕎麦、珈琲、お茶・・・お酒、音楽、和の文化が優美に静かにひろがっていきますように・・・・・日々是道場。