長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

元気がでるお米

2014-02-24 07:41:42 | Weblog

今日は卵かけごはんの日。

毎朝、蕎麦を打った後に自宅にもどり朝ごはんを食べる。

圧倒的に「ごはん」が多い。それに島源の魚の干物、お味噌汁、香のもの

があるというのが基本形。

天真庵では、月曜日の朝8時から10時まで、「卵かけごはん」をやっている。

311の年の一月から始まったので3年になる。

お米は福岡にいる妹たちが丹精こめてつくったお米。「元気つくし」というお米。

福岡県農業総合試験場が開発した「雨にも負けず、夏の暑さにも負けず、食べると元気になる」お米だ。

味噌汁は「手前味噌」。今年も味噌作りの毎日で、生徒さんも35人を超えた。今日は5人分を一日でやる

期待はずれ?の新人がやってくる。お医者さんの家系で「命を紡ぐ大切なもの」を知りつくした女子だ。

味噌汁の具は、毎週近くの農家や、山の中のいきつけの蕎麦屋の近くで調達している。香のものも、そんな新鮮

野菜をぬか漬けにしたり、塩漬けや麹につけたりしてつくる。醤油は蕎麦やの命である「かえし」を使い、

ふりかけには、出汁をとった後のかつおぶしを粉砕したものを使う。卵は「平飼いの卵」。自然の卵

は、仰々しく色をつけていないので、自然の黄色。余談だけど、九州では黄身のことを「きなみ」という。

ま、一度「元気つくし」の味を自分の味蕾で確かめてほしいものだ。

来月の「なんとなく鮨を喰う会」は、元気つくしでやってみる予定。

今日の夜は「順受の会」

もうしわけないが、孟子を勉強している。生きているうちは、一生勉強。一升瓶をかかえながらも勉強。

息をしている間はみな生きている。生きている間は、「いま、ここ」をしっかりとつかまいと、

何もないまま終わってしまう。禅の世界では、そのあたりのことを「居」という。

京都に「好日居」がある。日々是好日というのも有名な禅語。今年の春、その近くの

野村美術館で「太田垣蓮月展」をやる。からめて、「京都で蕎麦会」をやろうと思う。