予報どり東京はまたまた一楽、雪が降っている。
今年から始まった「長屋で女史会」のテキストででた問題のふたつめ。
答えは「雪」である。
昨日は「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」だった。大型新人くんには
「ほうろく」で焙煎の技を伝える。目標設定がしっかりしているので、いいコロンビア
が焙煎でき、石臼で挽いて、ドリップをやってもらう。少し深めの焙煎だったけど、コロンビア
独特の珈琲の芳香な甘みが体にしみた。今日みたいな寒い朝に飲むと、きっと幸せ
な気持ちになるに違いない。昔から男と女の悲喜こもごもの物語を紡ぐ小道具みたいに
一杯の珈琲はかかせないものだが、どうせ飲むなら、美味い珈琲を飲みたいもんだ、と
10代の終わりから思って、大学もサボってまで珈琲に打ち込んできた。
昨日の夜は少し冷え込んだけど、禅のこころえのある女子と無茶しぃの会。
星野村の煎茶をみんなで入れあった。茶掛けが、「寿」から「古松談般若」
に変わった。禅語で「古松は般若を談ず」という。自然とともに生きていく境地
を語ったものだ。足利紫山老師が101歳のときに書かれた軸。
来月15日は、木曾の般若くんの嫁になったヨッシーがヴィオラを演奏しに
きてくれる。彼女が嫁ぐ時に、二階でこの軸を見ながらお茶会をやったことが、
昨日のことのようだ。般若くんには、木曾のひのきで鮨のまな板をつくってもらうことをお願いした。
「なんとなく鮨を喰う会」も、本格的になるぜ!
今日は有名企業の役員さんたちが「普茶料理風の蕎麦会」にやってこられる。
下では近くのカフェの人たちの「手前味噌つくり」
一階も二階もフル活動。こんな都々逸もある。
♪二階貸しましょ お望みならば 下も貸しましょ 後家じゃもの・・・ああ、いろっぽい!
えらい人も、普通の人も、えらくない人も、上下なく同じ目線でお茶を飲み、大皿
にのった食事を分け合い、「今」を五感で感じあう会。こんなに、生きている、を感じる
会はほかにないと、勝手に思いあがっている今日このごろごろ会館。
明日は「お花のお稽古」夜は「インヨガ」