最新Webテクノロジー Web2.0時代に欠かせないIT知識が身につく (サイエンス・アイ新書)電脳事務ソフトバンククリエイティブこのアイテムの詳細を見る |
内容としては、広く浅くというのが第1印象です。
ティムオライリーの提唱するWeb2.0という言葉の定義から、ブログ、RSS、SNS、
Ajaxを使ったサービス(GoogleMap GoogleSpreadseet フォト蔵等)の紹介から
セキュリティSSLの仕組み、音楽配信、動画配信にいたるまで広くその概要が
説明されています。各キーワードについての説明も技術的に深く掘って記述されて
はいないので、Web2.0というものに興味のある方なら誰でもすんなり
読める内容でした。
Web2.0に関する書籍は、最近たくさん出ていますが、技術よりの書籍としては
整理されて書かれており、知識の整理には良い本かと思います。
個人的に面白かったのは、AjaxはAPIを提供してAjaxエンジンでクライアント側で
APを展開する方式である等については、Ajaxという言葉を最近聴くようになって
得に調べもしてなかったので、新鮮でした。
RSSのバージョンについても、ソフト開発の見積前提条件にも書いてたりしたので
すが、その内容については、殆んど調べてなかったので(営業の浅はかさで)
バージョン毎の内容の記述をみたときは、なるほどという感じで知識の整理には
役立ちます。
同様のことは、音楽データのファイル形式についても説明があり、ファイル
フォーマットの違いだろうくらいでしか考えてなかったのが、さりげなく
簡単に形式毎の内容が記述されています。
Web2.0に関するテクノロジーの概要については、広くそつなく記述されて
知識の整理にはもってこいの本ではにないかと思います。