24 TWENTY FOUR〈上〉MIDNIGHT‐08:00 (竹書房文庫)ジョエル サーナウ,ロバート コクラン竹書房このアイテムの詳細を見る |
先週はビジネス書は置いといて、24を読みふけってました。
ドラマ展開の速さから先を早く読み確認したくなるので3冊通して一機に読みまし
た。
主人公のジャックバウアーの周りに起こるさまざまな事件が常に危機せまる
ものとなり、瞬間的な判断と素早い行動で事件が刻々と変化する。
これまで見方だったのが、次の瞬間敵になり、敵であったのが見方になる
場合もある。キャラクター的には、絶対悪では考えにくいのに次の瞬間に
殺人者になったりもする。その予想しづらい展開の為、面白み、醍醐味が
増すのです。
敵も見方もなく、時には悪より酷い行動を起こしながら、バウアーは捜査
を進めるのですが、その行動とジャッジを常に瞬間的に求められ、今何を
することが正しいことなのか一つ一つ組み立てていくところがスリリングで
面白い。
一方 大統領候補のパーマー議員は、バウアーとは対象的に瞬間、瞬間の
行動とは別に一貫した正義を真摯に実行していく。その対比も面白い。
最後の章でだいどんでん返しがまってるが、最後の最後まで気の抜けない
ドラマ展開である。