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スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない!  を読んだ。

2008年11月18日 00時36分58秒 | 読書評
スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
竹内 一正
経済界

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スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! を読んだ。

スティーブ・ジョブズのApple創業からネクスト、ピクサー経て、Appleへ舞い戻る
過程での、局面ごとの交渉スタンスの紹介という感じで、半分はジョブズの武勇伝
であった。

その交渉のトピックスとしては、尋常では考えられないようなことを切り出し、約束
を反故し、契約などはそれぞれの事象や周辺環境を最大限利用し、わがままを通し
事を自分中心に回してきたことが、サンプル的に概説している。

交渉の手法などは、詳説されているわけではなく、ジョブズという性格とApple創設
からの独創性をもつ製品で世にインパクトを与えてきた人物故に独断的な交渉も
成り立つかなという印象を全編通してもってしまう。

ただ、まるく収めて、落としどころを見つける妥協あり気で世をわたる考えをもつ
私のような性格をもつ人間にとってみると、強行姿勢で臨むことのポイント
的なところが各トピックでまとめられていて、読み進むに従って少し参考になるかなぁ
というような印象はある。

それぞれの交渉術というものについて、その手法とかやり方などを考えるための
ヒントは殆んどない。あくまでもジョブズならではの武勇伝である。
そのエッセンスが多少は日々の仕事や交渉の局面で役に立つこと多少あるかなぁ??という印象である。

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