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組込みソフトの開発現場につける薬  を読んだ

2008年12月11日 01時32分51秒 | 読書評
組込みソフトの開発現場につける薬 (技評SE新書)
杉浦 英樹
技術評論社

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組込みソフトの開発現場につける薬 を読んだ。

もともと少数で開発を進めていた制御開発。昨今では、開発規模も大きくなり
エンタープライズ開発と同様のある程度の人数で開発をするようになっている。

制御開発というとソフトウェアだけでなく、ハードウェアが必ず対になるような
ところがあり、電機回路、電子制御の知識が必要なところがあるが、昨今の組込み
開発者の不足というところで、オープン系のソフト開発者の流入も多く、その影響
で以前のエンベデェッド開発者同士のレベルでのコミュニケーションで意思疎通
で出来た内容が上手くいかなくなってきていると言う。
それに対し、要求レベルも上がり、開発ラインも複数あり、開発現場は厳しい状況
が続く。
これを打開する策としてプロジェクトマネージメントの知識が必要ということで
その管理手法の概要を中心に記述している。

どちらかというと、管理マネージメントの手法というより、それを利用してなんとか
効率をあげれないかという願いに近いものがある。

書かれている管理手法は、制御開発だけでなくオープン開発、一般のビジネスでも
利用できる管理手法であって、ソフト開発ならではの難しい内容ではなく理解し
易いものである。

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