2022年2月。コロナのパンデミックから約2年。
コロナ対策がなんとか見通しがたち始めた頃、戦慄のニュースが飛び込んできた。
ロシアがウクライナへの侵攻を始めた。
グローバル化した世界に、このような理不尽な振る舞いを
する国家があることが許されるのだろうか。
シンプル、ストレートに感じた。
開戦から2年半の時が経過。ウクライナは、自国の侵略に対し孤軍奮闘。
世界は、兵器、物資の支援を行いウクライナを下支えするが、反面、
ゼレンスキー大統領の要請に便乗して、戦争を助長する結果になっている。
世界は、覚悟を持ってウクライナのNATO加盟に踏み切り、
戦争の終結の決め手に持っていける様な動きを
すべきではないかと感じる。
ベトナム戦争に似た様相で、明確な形は無くなった
東西冷戦の延長戦を行っており、代理戦争の体で進んでいる。
新たに北朝鮮が参戦する。核兵器開発を世界へ発信し、
軍事力の実証実験を兼ねた参戦。ロシアとの軍事同盟は、
表向き静観している中国も台湾問題と絡めて実行段階に入る時は、
ロシア北朝鮮同盟が、有効になる事を鑑みると、
第二次世界大戦前の様相と類似するものがあり薄気味悪い。
ファシズムvs民主主義と専制国vs民主主義、言葉と実態は
異なるが概観としては、重なるものがある。
アメリカ大統領選挙でトランプが勝利した場合には、
この状態にアメリカ自国の保守主義が加り、世界経済に影響が出る。
西側の動向が揺らぐ状況が出来る。
加えて中東の情勢が重くのし掛かる。
ウクライナへのロシア侵攻とは、裏手になりこれは、
アメリカがイスラエルに支援し、アンコントロールになりつつある。
この情勢は、専制国家からすると自国の主張を軍事力を
背景に推進するには、絶好の機会となる。
グローバル化した経済にも大きな影響が出て、経済が低迷すると、
更に西側の結束は揺らぐ事になる。
ウクライナ、中東の大きな戦争を終結させる。
これを急ぎ進めないと暗い兆候が世界にじわじわと蔓延する。
そんな思惑が頭の中をよぎるのである。