発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

GWは、ヤボ用と仕事の合い間にランチと寄り道

2021年05月08日 | 日記
                        みんながマスクをしているから、映り込んでも大丈夫なの。

◆このサウンドはスピーカではない!と振り向けば高速サービスエリアでは、三角巾にエプロンの店舗スタッフが、少ない聴衆を前にピアノライヴ。思わぬところで生モーツァルト。

◆老舗ピッツァ
 山口市阿知須に行ったので、せっかくだからピッツァとパスタを食べに行く。ここはむかーし、宇部のビル地下にあって、オープンキッチンでヒラヒラと生地を広げるのを眺めてたころから行ってるいつものことながら繁盛している。隣のケーキ屋さんに寄ることも忘れない。

◆笠戸島名物は新幹線とヒラメ
 下松にも用があった。笠戸島でヒラメが食べられる唯一の店(昔は他にも店があった気がする)。海が見下ろせる席に案内してもらえてラッキー。ヒラメ定食を注文すると、透明感あるぷりぷりお刺身ヒラメ。期待してたカラ揚げヒラメはなく天ぷら(エビ天つき)があった。なぜかシャリアピンソースのかかったステーキもついていた。わかりやすいごちそうの盛り合わせに見えるが、軽く砕いたソラマメをメダル型に固めて天ぷらにしてあったり、付け合わせの人参がオレンジジュースで煮てあったり。デザートの抹茶ムースもきれいでおいしかったり。なんだかうれしいなあと思った。

◆牛味うどんスープ
 長門峡の道の駅でランチ。阿東和牛が売り物だが、前日のステーキで牛肉の限界効用がやや低下していたので、軽めに肉うどん定食にしてみた。普通のうどんにみりん醤油で煮た肉が載るよくある肉うどんと見た目は同じだけど、おつゆが脂を丁寧に除いた牛味スープだった。これも特筆に値する美味。
 脳内GPSを駆使して身内レンタカーを運転しまくった。

◆レトロの街
 帰りはJR。門司港に立ち寄った。
 電車を降りると、百年くらいは一気に時間が戻るレトロ地区だ。祝祭日気分満載である。めかりに向かうトロッコ列車は親子連れでほぼ満員。焼きカレーという名のカレードリア的な食べ物が名物らしいが、まだ食べたことはない。露天商もここでなら例年の売り上げが確保できるかもしれない。水先人の船が繋がっている。関門海峡は強制水先といって、総トン数と船種によっては必ず水先人が乗り込まなければならないのですと。

 で、福岡に帰れば机仕事机仕事机仕事
 ヤボ用と仕事にランチと寄り道の合いの手が入るのは、通常の連休と同じである。
 いつもの連休と違うのは、皆様がマスクしてることと、門司港以外で、まばら感がみられたことと、レストランの待ち時間がないこと、道の駅に駐車してある車に、遠方のナンバープレートがほとんどないことと、門司の出光美術館が臨時休館(これが目当てだったのに)していたことだ。
 
 あとは、販路がある限り仕事仕事仕事である。働かないと。

◆連休明けたら福岡県に緊急事態宣言って? 
 昨日の段階で、福岡県民約510万人のなかで、新型コロナ陽性か感染か発症したことのある人が2万5千人、約200人に1人といったところ。今現在入院と療養中の人は3646人、県民1400人に1人である。
 そう計算すると、これまで新型コロナに罹った知り合いは1人だけで、すでに退院して仕事に復帰している、あとは聞かないね、というのは、私の交際範囲が特別に狭いからというわけでもなさそうだ。
 緊急事態宣言といわれてもリアルで知り合いがほとんど罹っていない。ともかくマスクを通行手形に生活。



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