「ALWAYS 三丁目の夕日'64」 試写会。都久志会館。
東京オリンピックの頃の日本の話。
「コクリコ坂から」や、 「青春デンデケデケデケ」と、時代がかぶる。横浜の高校生が、赤いシリーズな恋をし、四国観音寺の高校生がエレキバンドにうつつを抜かしていたころ、東京下町の鈴木家、茶川家でも、子供が高校生となり、住み込み整備工もお年頃。次の世代の自立、がテーマといえばテーマなのである。
安心して見てていい。これはもう、基本善人しか出て来ない映画である。
堤真一の鈴木オート社長も、相変わらず、CGを使って怒っていて、爆笑させてくれる。
この映画では、恋する60年代乙女にして自動車整備工を演じる堀北真希に注目である。最高にかわいい。堀北を見に行くだけでもこの映画を見る価値はある。乙女に戻って一緒にドキドキしませう。
単なる、昔は良かった的なノスタルジーに終始していない。公害も問題になってきている時代だ。高度成長時代を背景にしながら、上ばかりを見ない生きかたも提案している。価値は自分が決めることであり、好きな事ならがんばれる、という変わらない真実もきちんと伝えている。
日本を不幸にしたのは80年代後半だと思っている。バブル崩壊からを「失われた10年」とか「20年」とか、よく言っているが、バブル期に幸福をお金でしか換算できない傾向が蔓延したために、余計な喪失感を味わうことになったに過ぎないのだ。去年さらにいろいろなものを失い、それまでの「失われた年間」が、いかに幸福であったかを思い知っているのではないか。
でも、まだ持っているものはたくさんあるのだ。
東京オリンピックの頃の日本の話。
「コクリコ坂から」や、 「青春デンデケデケデケ」と、時代がかぶる。横浜の高校生が、赤いシリーズな恋をし、四国観音寺の高校生がエレキバンドにうつつを抜かしていたころ、東京下町の鈴木家、茶川家でも、子供が高校生となり、住み込み整備工もお年頃。次の世代の自立、がテーマといえばテーマなのである。
安心して見てていい。これはもう、基本善人しか出て来ない映画である。
堤真一の鈴木オート社長も、相変わらず、CGを使って怒っていて、爆笑させてくれる。
この映画では、恋する60年代乙女にして自動車整備工を演じる堀北真希に注目である。最高にかわいい。堀北を見に行くだけでもこの映画を見る価値はある。乙女に戻って一緒にドキドキしませう。
単なる、昔は良かった的なノスタルジーに終始していない。公害も問題になってきている時代だ。高度成長時代を背景にしながら、上ばかりを見ない生きかたも提案している。価値は自分が決めることであり、好きな事ならがんばれる、という変わらない真実もきちんと伝えている。
日本を不幸にしたのは80年代後半だと思っている。バブル崩壊からを「失われた10年」とか「20年」とか、よく言っているが、バブル期に幸福をお金でしか換算できない傾向が蔓延したために、余計な喪失感を味わうことになったに過ぎないのだ。去年さらにいろいろなものを失い、それまでの「失われた年間」が、いかに幸福であったかを思い知っているのではないか。
でも、まだ持っているものはたくさんあるのだ。
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