2日で明るさ40万倍に ホームズ彗星、肉眼でも(共同通信) - goo ニュース
お恥ずかしいことに「アウトバースト」という用語すら知らなかった。
アウトバーストとは、outburst だろうが、英語の直接の意味は爆発とか噴出。
天文用語では突発増光、とか急増光の意味で、天体が何らかの理由で
突然光度が増すことを言うらしい。
可視光だけでなく、X線アウトバースト(放射X線量が急激に増大)もある。
さて、彗星が突然光度を増すこと(=アウトバースト)そのものは、
実は意外にも時々あることらしい。
彗星はアウトバーストでなくても、太陽に近づけばその熱で表面が溶けて、
ガスとして放出され明るくなっていくということはあるが、
アウトバーストはそういう予測できるというか、徐々におこる現象ではなく、
突発的に内部のガスが噴出したりして、突然急激に明るくなるもののようだ。
だからこそ急増光とか突発増光とか、アウトバーストであるわけだが、
その原因というかメカニズムは多様で
「これ」と画一的に言えるものではないらしい。
彗星内部のガスが噴出する場合は、
何度も(と言っても何年に一度とか)繰り返すようだ。
彗星自体が爆発することもあるようで、その場合は一回こっきりだろうが、
いずれにしても次はいつと予測するのはなかなか難しいことと思える。
ただ、このアウトバーストする彗星にしても、たいていは1等級程度の増光で、
まあ2、3倍明るくなるという程度。
たまに、4等級(ほぼ40倍)程度明るくなるものもあって、
それでもかなり珍しいことらしい。
今回は、14等級(ほぼ40万倍)も明るくなったということで、
ガスがちょっとやそっと噴出したくらいではないだろうし、
太陽から遠ざかりつつあるのに、ということで、
どうなっているのだろうと興味がわく。
是非そのメカニズムを解明してもらいたいものです。
ところで、何等星とされる星のみかけの明るさだが、
14等級で40万倍、4等級で40倍、と数字が揃うのは、
偶然でも何でもなく、5等級の差が明るさで100倍差と定義されているから。
(5等級の差=たとえば1等星と6等星の差)
5等級で100倍、10等級は100倍の100倍=1万倍、
4等級はほぼ40倍、14等級ならその掛け算で40万倍というわけ。
1等級の差は、ほぼ2.5倍になる(正確には100の5乗根)
2等級の差は、ほぼ6.3倍、
3等級の差は、ほぼ16倍、
4等級の差は、ほぼ40倍、
5等級の差は、100倍ぴったり(定義だから)
後はこの繰り返しというか掛け算なので、
6等級なら約250倍、7等級なら約630倍、
8等級なら約1600倍と、簡単に求められる。
それでも覚えにくい?
1等級が約2.5倍ということは、
1等級下がれば、約0.4倍なので、
100から逆算して、4掛けしていけばいい。
40、16、6.4、2.56というわけ。
実際には、0.4でなく、0.3981なので
それより少しずつ小さいが、その差はわずかだ。
お恥ずかしいことに「アウトバースト」という用語すら知らなかった。
アウトバーストとは、outburst だろうが、英語の直接の意味は爆発とか噴出。
天文用語では突発増光、とか急増光の意味で、天体が何らかの理由で
突然光度が増すことを言うらしい。
可視光だけでなく、X線アウトバースト(放射X線量が急激に増大)もある。
さて、彗星が突然光度を増すこと(=アウトバースト)そのものは、
実は意外にも時々あることらしい。
彗星はアウトバーストでなくても、太陽に近づけばその熱で表面が溶けて、
ガスとして放出され明るくなっていくということはあるが、
アウトバーストはそういう予測できるというか、徐々におこる現象ではなく、
突発的に内部のガスが噴出したりして、突然急激に明るくなるもののようだ。
だからこそ急増光とか突発増光とか、アウトバーストであるわけだが、
その原因というかメカニズムは多様で
「これ」と画一的に言えるものではないらしい。
彗星内部のガスが噴出する場合は、
何度も(と言っても何年に一度とか)繰り返すようだ。
彗星自体が爆発することもあるようで、その場合は一回こっきりだろうが、
いずれにしても次はいつと予測するのはなかなか難しいことと思える。
ただ、このアウトバーストする彗星にしても、たいていは1等級程度の増光で、
まあ2、3倍明るくなるという程度。
たまに、4等級(ほぼ40倍)程度明るくなるものもあって、
それでもかなり珍しいことらしい。
今回は、14等級(ほぼ40万倍)も明るくなったということで、
ガスがちょっとやそっと噴出したくらいではないだろうし、
太陽から遠ざかりつつあるのに、ということで、
どうなっているのだろうと興味がわく。
是非そのメカニズムを解明してもらいたいものです。
ところで、何等星とされる星のみかけの明るさだが、
14等級で40万倍、4等級で40倍、と数字が揃うのは、
偶然でも何でもなく、5等級の差が明るさで100倍差と定義されているから。
(5等級の差=たとえば1等星と6等星の差)
5等級で100倍、10等級は100倍の100倍=1万倍、
4等級はほぼ40倍、14等級ならその掛け算で40万倍というわけ。
1等級の差は、ほぼ2.5倍になる(正確には100の5乗根)
2等級の差は、ほぼ6.3倍、
3等級の差は、ほぼ16倍、
4等級の差は、ほぼ40倍、
5等級の差は、100倍ぴったり(定義だから)
後はこの繰り返しというか掛け算なので、
6等級なら約250倍、7等級なら約630倍、
8等級なら約1600倍と、簡単に求められる。
それでも覚えにくい?
1等級が約2.5倍ということは、
1等級下がれば、約0.4倍なので、
100から逆算して、4掛けしていけばいい。
40、16、6.4、2.56というわけ。
実際には、0.4でなく、0.3981なので
それより少しずつ小さいが、その差はわずかだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます