千代田区公会堂での開催、座席数812の会場は7分程度の入りか。
邦画、コメディ。
日本映画の父マキノ省三の孫に当たる津川雅彦が
マキノ姓を名乗って監督した作品。
落語家の師匠、長門裕之、元芸者でその妻、富司純子。
一番弟子、笹野高史。
息子で二番弟子、岸辺一徳、その妻、土屋久美子。
その下の弟子で主役、中井貴一、その妻、木村佳乃。
若手の弟子、木下ほうか、と、田中章、その妻、真由子。
ちなみに真由子は、津川雅彦、浅岡雪路夫妻の愛娘。
*
師匠、長門裕之は手術の甲斐も虚しく、死期が迫る。
弟子が、最後の望みを聞くと「そそが見たい。」と言う。
「そそ」は京都弁で女性器のこと。
一計を案じた笹野高史は若い女性のオソソを、
と木村佳乃に白羽の矢を立てる。
中井貴一に説得され、覚悟を決めた木村佳乃は、
病床の師匠に「オソソ」を見せるが、
師匠は「そとが見たいと言うたんじゃ、あほ。」と言い残して死ぬ。
通夜の席、妻と弟子とその妻たち、それに落語作家の石田太郎、
親戚の蛭子能収が集まって師匠の昔話に花が咲く。
褒め、けなし、泣き、笑い、けんかし、仲直りし、
終いには師匠の遺体を担ぎ上げて、
落語の「らくだ」よろしく、死人(しびと)のかんかん踊りまでやる。
通夜の寝ずの番は文字通り、寝ずの番となって、朝まで続くのだった。
しかし、話はこれで終わりではなかった。
続いて、一番弟子の笹野高史が脳卒中(くも膜下出血)で死んでしまう。
通夜には、桂三枝、笑福亭鶴瓶、浅岡ルリ子、米倉涼子、中村勘三郎らもやってくる。
そこの寝ずの番でも弟子たちの寝ずの番が続く。
しかし、さらに不幸は続き、
3度目の泣き笑いの「寝ずの番」が執り行われるのだった。
*
原作中島らも(1952-2004)「寝ずの番」3部作。
*
会場は初っ端から笑いの渦。
かなり下ネタ満載で未成年には向かないけれど、若い女性も馬鹿笑いしてたな。
少し間延びしているシーンもないことはないけど、
悲しいけれど可笑しい、可笑しいけれど哀しい感がよく出ていた。
富司純子、「冨司」だと思っていたが「富司」になっている。
変わった?もともと?
いい歳だけど、仕草は可愛いね。ツボを知ってるって感じ。
中井貴一、木村佳乃、土屋久美子、富司純子は三味線がちゃんと出来るようだ。
中井貴一の歌がうまいのにはびっくり。
それに比べて堺正章。関西弁が変。抑揚がなってない。
(追記:本件、東大阪在住の方のブログにコメントを入れましたが、
堺正章の「変な大阪弁」、特に気にならないそうです。
似た人が近所にいたり、むしろ味があってよかった、とか)
(追追記:京都の方によれば、やっぱ「変」ですって。
尼崎の鉄工所社長という設定を忘れて、
大阪の東部や南部はああなのかななんて思ってました。)
さらに三味線ができてない。
弾けないのならせめて持ち方(左手)位ちゃんとせよ。
なお、蛯子能収は標準語で関西弁はしゃべりません。
邦画、コメディ。
日本映画の父マキノ省三の孫に当たる津川雅彦が
マキノ姓を名乗って監督した作品。
落語家の師匠、長門裕之、元芸者でその妻、富司純子。
一番弟子、笹野高史。
息子で二番弟子、岸辺一徳、その妻、土屋久美子。
その下の弟子で主役、中井貴一、その妻、木村佳乃。
若手の弟子、木下ほうか、と、田中章、その妻、真由子。
ちなみに真由子は、津川雅彦、浅岡雪路夫妻の愛娘。
*
師匠、長門裕之は手術の甲斐も虚しく、死期が迫る。
弟子が、最後の望みを聞くと「そそが見たい。」と言う。
「そそ」は京都弁で女性器のこと。
一計を案じた笹野高史は若い女性のオソソを、
と木村佳乃に白羽の矢を立てる。
中井貴一に説得され、覚悟を決めた木村佳乃は、
病床の師匠に「オソソ」を見せるが、
師匠は「そとが見たいと言うたんじゃ、あほ。」と言い残して死ぬ。
通夜の席、妻と弟子とその妻たち、それに落語作家の石田太郎、
親戚の蛭子能収が集まって師匠の昔話に花が咲く。
褒め、けなし、泣き、笑い、けんかし、仲直りし、
終いには師匠の遺体を担ぎ上げて、
落語の「らくだ」よろしく、死人(しびと)のかんかん踊りまでやる。
通夜の寝ずの番は文字通り、寝ずの番となって、朝まで続くのだった。
しかし、話はこれで終わりではなかった。
続いて、一番弟子の笹野高史が脳卒中(くも膜下出血)で死んでしまう。
通夜には、桂三枝、笑福亭鶴瓶、浅岡ルリ子、米倉涼子、中村勘三郎らもやってくる。
そこの寝ずの番でも弟子たちの寝ずの番が続く。
しかし、さらに不幸は続き、
3度目の泣き笑いの「寝ずの番」が執り行われるのだった。
*
原作中島らも(1952-2004)「寝ずの番」3部作。
*
会場は初っ端から笑いの渦。
かなり下ネタ満載で未成年には向かないけれど、若い女性も馬鹿笑いしてたな。
少し間延びしているシーンもないことはないけど、
悲しいけれど可笑しい、可笑しいけれど哀しい感がよく出ていた。
富司純子、「冨司」だと思っていたが「富司」になっている。
変わった?もともと?
いい歳だけど、仕草は可愛いね。ツボを知ってるって感じ。
中井貴一、木村佳乃、土屋久美子、富司純子は三味線がちゃんと出来るようだ。
中井貴一の歌がうまいのにはびっくり。
それに比べて堺正章。関西弁が変。抑揚がなってない。
(追記:本件、東大阪在住の方のブログにコメントを入れましたが、
堺正章の「変な大阪弁」、特に気にならないそうです。
似た人が近所にいたり、むしろ味があってよかった、とか)
(追追記:京都の方によれば、やっぱ「変」ですって。
尼崎の鉄工所社長という設定を忘れて、
大阪の東部や南部はああなのかななんて思ってました。)
さらに三味線ができてない。
弾けないのならせめて持ち方(左手)位ちゃんとせよ。
なお、蛯子能収は標準語で関西弁はしゃべりません。
おかしいですyo、マチャアキ。おまけにあの人、尼の鉄工所の社長さんという設定ですからね。ぁ、と言うことは、日本人じゃないというのもあり?かな??あは、、
でもまぁ、素人のタクシー運転手、お三味は、堪忍したげてください。
あの関西弁が「変」で安心しました。
お三味は了解しましたが、
他の方たちが見事だったので、
ことさら目立ちました。
関西弁のイントネーションがおかしいってのは
よく分からないのです(;・∀・)
方言って難しいですよね~。
miyuさん、今関西?
どの辺でしょうかね。
私は神戸出身です。
もう関西を離れて久しいですが、
大阪、神戸、京都はもとより、
和歌山、淡路、姫路も発音が微妙に違います。
まあ、神戸と大阪はイントネーションと言うより、
語彙の違いの方が大きいです。
関西は関東以上に地域差が大きい(大きかった)
でも、今はどうなんでしょう。
文化の地域差も大きくて、私のいたころは、
神戸で節分に恵方巻きを食べるなんて人は、
一人もいませんでした。