冥王星外し、米惑星科学者団体が「改善」求める声明発表 (朝日新聞) - goo ニュース
冥王星除外に「異議あり」 米科学者3百人超が署名 (共同通信) - goo ニュース
今回の冥王星はずし(説明=言い訳はどうあれ、結果的には冥王星はずし)
当初の報道ではアメリカの反発は控えめなものだったというし、
2003UB313の発見者も残念だが科学的には当然ということだったから、
アメリカもずいぶん物分りが良い、さすが科学者は論理的だ、
と感心していたら、何のことはない、
やっぱり、投票した人の数が少ないだの、科学的でないだのと
言い出したようだ。
見つけたのは新大陸でなく、単なる小島だっただけで、
別に定義がどうであれ、冥王星がなくなるわけでもないし、
アメリカ人が冥王星を発見したという事実が変わるわけでもない。
冥王星が惑星だろうがなかろうが、
海王星以遠の太陽系の解明には大いに貢献したわけだから、
何をそんなにこだわる必要があるのか。
冥王星は、いわゆるカイパーベルト天体と考えられているが、
原始太陽系円盤に属さないものも惑星とすべきであるというなら、
もういっそのこと、太陽の周りを回る天体をすべて惑星としたらどうか。
カイパーベルト天体もオールトの雲の天体も、小惑星も惑星でいいではないの。
そうすれば、惑星の数は12どころか、一気に何十万に増えるけどね。
小惑星は惑星ではないのかは議論の分かれるところかもしれない。
原始太陽系円盤にあって、原始微惑星まで成長しながら、
木星の引力の影響などからひとつにまとまりきれなかったからだ。
小惑星群は小惑星帯に均一にばらけているわけではなく、
木星の引力や、小惑星お互いの影響から、力学的に平衡な位置に固まっている。
トロヤ群とか、ヒルダ群などといわれるものだ。
少し条件が違えば惑星になっていたかもしれない。
小惑星のどれかを惑星とするなら、定義をサイズで分けるのは変かもしれない。
定義だからどうでも良いといえばいいんだけど、
「セレス」が惑星で「パラス」がなぜ惑星でないかはまた議論となろう。
では数十万も発見されている小惑星を全部あるいは
(サイズで定義してもいいけど)一部を惑星とするとすれば、
中には離心率の大きい(公転軌道が楕円)ものや
軌道の傾斜角が大きい(軌道面が黄道面から傾いている)ものもあるから、
冥王星が惑星でないとはいえなくなってくるし、
2003UB313も惑星ではないといえなくなる。
でもそうすると、ハレー彗星も惑星だということになるし、
かつて木星に衝突したシューメイカー・レビー彗星も惑星の一種になってしまう。
ちょっと変です。
まあ、どうしても惑星の定義を広げたいなら、それでいいから、
惑星には種類があるということにすればいいんじゃないの。
報道では教科書はどうなるとか、語呂合わせがどうなるとか
とかく人の気は惹いても本質的でない議論に終始していたが、
いっそ惑星の数は数十万ということになれば、語呂合わせも必要ない。
仮に覚える必要があるとしても、
代表的なもの(以前提案された古典的惑星)だけ覚えればいいだろうから
やっはり覚えるのは8つだけになる。
つまり、どう転んでも冥王星を他の「8つの惑星」の仲間にするのは無理。
惑星にするなら「人類みな兄弟」的論理で行くことになるんだろうな。
それともアメリカの正義が世界の正義、いや今回は太陽系の正義、でごり押しか。
何せいまだにヤードポンドで暮らしているお国柄だからね。
冥王星除外に「異議あり」 米科学者3百人超が署名 (共同通信) - goo ニュース
今回の冥王星はずし(説明=言い訳はどうあれ、結果的には冥王星はずし)
当初の報道ではアメリカの反発は控えめなものだったというし、
2003UB313の発見者も残念だが科学的には当然ということだったから、
アメリカもずいぶん物分りが良い、さすが科学者は論理的だ、
と感心していたら、何のことはない、
やっぱり、投票した人の数が少ないだの、科学的でないだのと
言い出したようだ。
見つけたのは新大陸でなく、単なる小島だっただけで、
別に定義がどうであれ、冥王星がなくなるわけでもないし、
アメリカ人が冥王星を発見したという事実が変わるわけでもない。
冥王星が惑星だろうがなかろうが、
海王星以遠の太陽系の解明には大いに貢献したわけだから、
何をそんなにこだわる必要があるのか。
冥王星は、いわゆるカイパーベルト天体と考えられているが、
原始太陽系円盤に属さないものも惑星とすべきであるというなら、
もういっそのこと、太陽の周りを回る天体をすべて惑星としたらどうか。
カイパーベルト天体もオールトの雲の天体も、小惑星も惑星でいいではないの。
そうすれば、惑星の数は12どころか、一気に何十万に増えるけどね。
小惑星は惑星ではないのかは議論の分かれるところかもしれない。
原始太陽系円盤にあって、原始微惑星まで成長しながら、
木星の引力の影響などからひとつにまとまりきれなかったからだ。
小惑星群は小惑星帯に均一にばらけているわけではなく、
木星の引力や、小惑星お互いの影響から、力学的に平衡な位置に固まっている。
トロヤ群とか、ヒルダ群などといわれるものだ。
少し条件が違えば惑星になっていたかもしれない。
小惑星のどれかを惑星とするなら、定義をサイズで分けるのは変かもしれない。
定義だからどうでも良いといえばいいんだけど、
「セレス」が惑星で「パラス」がなぜ惑星でないかはまた議論となろう。
では数十万も発見されている小惑星を全部あるいは
(サイズで定義してもいいけど)一部を惑星とするとすれば、
中には離心率の大きい(公転軌道が楕円)ものや
軌道の傾斜角が大きい(軌道面が黄道面から傾いている)ものもあるから、
冥王星が惑星でないとはいえなくなってくるし、
2003UB313も惑星ではないといえなくなる。
でもそうすると、ハレー彗星も惑星だということになるし、
かつて木星に衝突したシューメイカー・レビー彗星も惑星の一種になってしまう。
ちょっと変です。
まあ、どうしても惑星の定義を広げたいなら、それでいいから、
惑星には種類があるということにすればいいんじゃないの。
報道では教科書はどうなるとか、語呂合わせがどうなるとか
とかく人の気は惹いても本質的でない議論に終始していたが、
いっそ惑星の数は数十万ということになれば、語呂合わせも必要ない。
仮に覚える必要があるとしても、
代表的なもの(以前提案された古典的惑星)だけ覚えればいいだろうから
やっはり覚えるのは8つだけになる。
つまり、どう転んでも冥王星を他の「8つの惑星」の仲間にするのは無理。
惑星にするなら「人類みな兄弟」的論理で行くことになるんだろうな。
それともアメリカの正義が世界の正義、いや今回は太陽系の正義、でごり押しか。
何せいまだにヤードポンドで暮らしているお国柄だからね。
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