マイケル・ベイ監督。
ユアン・マクレガー(「スター・ウォーズ」「ビッグ・フィッシュ」)
スカーレット・ヨハンソン(「真珠の耳飾りの女」「マッチ・ポイント」)
共演にショーン・ビーン(「ロード・オブ・ザ・リング」「トロイ」)
ジャイモン・フンスー(「サハラに舞う羽根」「コンスタンティン」)
スティーブ・ブシェミ(「アルマゲドン」「ビッグ・フィッシュ」)
マイケル・クラーク・ダンカン(「隣のヒットマン」「デアデビル」)なども。
クローンを題材にした映画です。
クローンと言えば、ずばり「クローン」、アニメの「ルパンvs.複製人間」、
シュワちゃんの「シックス・デイ」などがあり、
いずれも、遺伝子が同じなのはもちろん、
年齢も元の人間と同じクローンが作られることになっているが、
それはありえない。
実際には、同じDNAの人間は赤ん坊としては造れるかも知れないが、
大人は作れない。
しかし、できることにしないと話が進まないので、
そこは突っ込まないことにする。
キャッチコピーに「命がオーダーメイドされるとき」とあるので、
粗筋が想像できてしまいそうだが、
最近のバイオテクノロジーの用語で言えば「オーダーメイド医療」として
現実に考えられている内容に近い。
チラシやホームページでは、ストーリを書きすぎの感があるが、
後半の展開が結構長いのでそこそこ楽しめる。
**
さて、
オープニングは、かっこいいモーターボートに乗る
金髪の美女(ヨハンソン)に男(マクレガー)が手を伸ばす。
とたんに彼は水中に落ち、おぼれそうになる。
見知らぬ男に押さえつけられ、もがき苦しみ、そして目が覚める。
いつもの悪夢だ。
リンカーン・6・エコー(マクレガー)と
ジョーダン・2・デルタ(ヨハンソン)は
2019年の世界に住んでいる。
外は汚染され、地上で唯一の非汚染地域「アイランド」へ行ける日を夢見て
完全に管理されたビルで暮らしている。
そこには、男も女も老人も若者も妊婦もいるが、どういうわけか子供はいない。
時々外部から汚染を逃れた人が入ってくる。
今日も何とか・何とか・フォックストロットが入ってきた。
**
ここで、無線をやっている人ならあることに気がついただろう。
それは、名前の不思議。
姓の後に番号とアルファベットがつく。
そう、デルタはDのこと、エコーはE、フォックストロットはFだ。
「あさひのア」みたいにアルファベットを間違えないようにするための
フェネティック・コードと言う呼び方だ。
登場時には説明はないし、登場人物も気にしていないが、
最後のほうでその意味は語られる。
**
管理する側(黒い服)と管理される側(白い服)が明確に分かれており、
アイランドにいけるのは管理される側のみ。
リンカーンは毎日繰り返されるマンネリと管理に「なんか変」
だと思うようになる。
そして、修理屋のマッコード(ブシェミ)と会った帰りに蛾(バグ=虫)を見つける。
蛾はどこから来たのか、汚染されている「外の世界」はどうなっているのか。
蛾を放し、その後を追ったリンカーンは、その先で、
抽選で当たってアイランドに行ったはずのダンカンや
出産で子供とともにアイランドに行ったはずの女性を見つける。
そして彼らに起こった出来事を目撃する。
それは、いったいなんだったのか。
アイランドの真実とは。
リンカーンは、抽選に当たったジョーダンとともに脱出を試みる。
そして外の世界で彼らが見つけたものとは。
リンカーンはどうするのか。
追うものと追われるものの壮絶な戦い。
カーチェイスは、「マトリックス」+「バッドボーイズ2バッド」です。
もっとすごいかもしれません。
出てくるものは突拍子もないものではなく、
ありそうなものばかりで真実味がある。
でも、腕輪の認証は現実のほうがもっと使い勝手がいいよ。
少しRFIDを勉強しておいて欲しかったな。
ところで、これを言っちゃうと何だが、散々人殺しをしておいて、
「お前も殺人を商売にしているのか」とはよく言えるよ。
また、映画のチラシでは、クローンの管理者メリックにジャイモン・フンスー、
追跡隊を率いるローレントにショーン・ビーンとなってますが、逆です。
ユアン・マクレガー(「スター・ウォーズ」「ビッグ・フィッシュ」)
スカーレット・ヨハンソン(「真珠の耳飾りの女」「マッチ・ポイント」)
共演にショーン・ビーン(「ロード・オブ・ザ・リング」「トロイ」)
ジャイモン・フンスー(「サハラに舞う羽根」「コンスタンティン」)
スティーブ・ブシェミ(「アルマゲドン」「ビッグ・フィッシュ」)
マイケル・クラーク・ダンカン(「隣のヒットマン」「デアデビル」)なども。
クローンを題材にした映画です。
クローンと言えば、ずばり「クローン」、アニメの「ルパンvs.複製人間」、
シュワちゃんの「シックス・デイ」などがあり、
いずれも、遺伝子が同じなのはもちろん、
年齢も元の人間と同じクローンが作られることになっているが、
それはありえない。
実際には、同じDNAの人間は赤ん坊としては造れるかも知れないが、
大人は作れない。
しかし、できることにしないと話が進まないので、
そこは突っ込まないことにする。
キャッチコピーに「命がオーダーメイドされるとき」とあるので、
粗筋が想像できてしまいそうだが、
最近のバイオテクノロジーの用語で言えば「オーダーメイド医療」として
現実に考えられている内容に近い。
チラシやホームページでは、ストーリを書きすぎの感があるが、
後半の展開が結構長いのでそこそこ楽しめる。
**
さて、
オープニングは、かっこいいモーターボートに乗る
金髪の美女(ヨハンソン)に男(マクレガー)が手を伸ばす。
とたんに彼は水中に落ち、おぼれそうになる。
見知らぬ男に押さえつけられ、もがき苦しみ、そして目が覚める。
いつもの悪夢だ。
リンカーン・6・エコー(マクレガー)と
ジョーダン・2・デルタ(ヨハンソン)は
2019年の世界に住んでいる。
外は汚染され、地上で唯一の非汚染地域「アイランド」へ行ける日を夢見て
完全に管理されたビルで暮らしている。
そこには、男も女も老人も若者も妊婦もいるが、どういうわけか子供はいない。
時々外部から汚染を逃れた人が入ってくる。
今日も何とか・何とか・フォックストロットが入ってきた。
**
ここで、無線をやっている人ならあることに気がついただろう。
それは、名前の不思議。
姓の後に番号とアルファベットがつく。
そう、デルタはDのこと、エコーはE、フォックストロットはFだ。
「あさひのア」みたいにアルファベットを間違えないようにするための
フェネティック・コードと言う呼び方だ。
登場時には説明はないし、登場人物も気にしていないが、
最後のほうでその意味は語られる。
**
管理する側(黒い服)と管理される側(白い服)が明確に分かれており、
アイランドにいけるのは管理される側のみ。
リンカーンは毎日繰り返されるマンネリと管理に「なんか変」
だと思うようになる。
そして、修理屋のマッコード(ブシェミ)と会った帰りに蛾(バグ=虫)を見つける。
蛾はどこから来たのか、汚染されている「外の世界」はどうなっているのか。
蛾を放し、その後を追ったリンカーンは、その先で、
抽選で当たってアイランドに行ったはずのダンカンや
出産で子供とともにアイランドに行ったはずの女性を見つける。
そして彼らに起こった出来事を目撃する。
それは、いったいなんだったのか。
アイランドの真実とは。
リンカーンは、抽選に当たったジョーダンとともに脱出を試みる。
そして外の世界で彼らが見つけたものとは。
リンカーンはどうするのか。
追うものと追われるものの壮絶な戦い。
カーチェイスは、「マトリックス」+「バッドボーイズ2バッド」です。
もっとすごいかもしれません。
出てくるものは突拍子もないものではなく、
ありそうなものばかりで真実味がある。
でも、腕輪の認証は現実のほうがもっと使い勝手がいいよ。
少しRFIDを勉強しておいて欲しかったな。
ところで、これを言っちゃうと何だが、散々人殺しをしておいて、
「お前も殺人を商売にしているのか」とはよく言えるよ。
また、映画のチラシでは、クローンの管理者メリックにジャイモン・フンスー、
追跡隊を率いるローレントにショーン・ビーンとなってますが、逆です。
やたらコスプレ衣装が常備されていたシーンに笑ってしまいました・・・もう少し活躍しても良かったですよね。
ショーン・ビーンといえば、ジョディ・フォスター主演の「フライトプラン」で機長役で出ますよね。
あと、ニコラス・ケイジの「ナショナル・トレジャー」にも出てました。
これは「2」があるようですが、出るかどうかは知りません。
私としては、RONIN(ロバート・デ・ニーロ、ジャン・レノ)
のすぐ首になるヘナチョコ役も好きでした。
ショーン・ビーン渋くていいですねえ。