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127億光年の彼方。127億年前の世界。

2005-02-17 22:28:26 | 科学
最も遠い銀河団発見 物質の大きなむら反映か (共同通信) - goo ニュース

すごいよね。
なにがすごいって、まずは127億光年と言う距離がわかるところがすごい。
遠い距離は、いきなり判るようになったわけではなくて、距離が直接観測できる
(年視差などで距離が計算できる)ところから、どんどんと遠くへ、
いろんな手段や理論を駆使して観測を距離に換算していっているわけだが、
いまや127億光年もの距離がわかるようになった、と言うのだからすごいよね。

127億光年の彼方からの光は、127億年前の世界からの光な訳で、
当時はまだ宇宙が出来て10億年とかの頃だから、もっと宇宙全体が小さかっただろうし、
もっと物質が込んでいたはずだけど、その割には希薄(そう)だ。

まあ、127億年も宇宙を巡ってくれば途中で吸収されてしまったりして届かない光が
ほとんどだろうから、見えないからといって光が無いとは限らないし、
光らないものがいっぱい有ったかもしれないしね。

それに今は、それから127億年経っているわけで、現在の銀河系よりもずっと年寄りで
ひょっとしたら、銀河自体もうなくなっているかもしれない。

いずれにせよ、どうなっているのかよく判らん、想像すら出来ない。
文字通り想像を絶する世界だ。

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