ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

映画、BD「リトルプリンス 星の王子さまと私」

2017-06-29 11:12:01 | 映画感想
買い置きのBDで鑑賞。

吹き替えも収録されているが、まずは字幕版で鑑賞した。

**

物語は少女の目線で進行する。
家族はシングルマザーのいわゆる教育ママ。
お受験のために引っ越しし、びっしりと日課を決められている。
母親は仕事で家にいないため、少女はスケジュールをこなしたらポインタをずらし、
母親がそれをチェックする。

ある日、隣からプロペラが飛んできて家の壁を突き破り、
飛行士の格好をした隣の住民の爺さん(以下、飛行士)が取りに来た。
母親が帰ってきて警察を呼び、飛行士は警告を受け、小銭の瓶を警察経由で少女に渡す。

別の日。
少女が勉強していると、紙飛行機が飛んできた。
そこには「昔あるところに小さい王子様がいました」で始まる物語と絵が描かれていた。

物語は砂漠に墜落した飛行士の話だった。
少女は気になって勉強をサボって隣に行くことにした。

飛行士は話の続きをしてくれた。
少年は小さい星からやってきたという。

星にはよその星から来たバラの花があった。
少年はバラの花と仲良くなったが、結局は仲たがいし、
少年はバラを残して旅に出ることにした。

少年は6つの小惑星を転々とし、それぞれの星の変な住民と会う。
そして、7番目の訪問先として地球を訪れた。

少女と飛行士は友達になった。
いつか別れは来る、と飛行士は言ったが少女は納得しなかった。

しかし、遂にその日がやってくる。
果たして飛行士に何が起こったのか。
少女はどうしようとするのか。

**

全編英語だが、製作はフランス。
「星の王子様」の物語自体はそのままに、その後、年老いたボク(飛行士)と
物語を語り継ぐ少女のお話。
誰もが思う、あの後星の王子様はどうなったんだろう、に一つの解釈を示したもの。

CGアニメとストップモーションアニメをうまく融合。
「今」のお話はCGでリアルに、元の物語は素朴で簡素な風貌のフィギュアで
切り替えにメリハリをつけている。

終盤は少女の妄想だが、少女の心から湧き出た物語として素直に受け入れられる。



今回は字幕版での鑑賞だが、吹き替えも錚々たるメンバーとなっている。

飛行士:ジェフ・ブリッジス=津川雅彦
王子様:ライリー・オズボーン=池田優斗
王子様:ポール・ラッド=宮野真守
少 女:マッケンジー・フォイ=鈴木梨央
母 親:レイチェル・マクアダムス=瀬戸朝香
バ ラ:マリオン・コティヤール=滝川クリステル
キツネ:ジェームズ・フランコ=伊勢谷友介
 蛇 :ベネチオ・デル・トロ=竹野内豊

母親が松居直美に見えてしょうがなかった。

マッケンジー・フォイは「インターステラー」のマシュー・マコノヒーの娘、マーフィー。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蜂が水を飲む | トップ | 今朝の東京スカイツリー、201... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画感想」カテゴリの最新記事