いったい、色の中でカーキ色という名前くらい紛らわしい色はないのではないでしょうか。
柿色と勘違いして朱色や橙色を思い浮かべれば明らかに間違いだけど、
本当はどんな色でしょう。
今はほとんど、くすんだ緑色を「カーキ色」といっているようです。
例えば生協のカタログでも、カーキ色の服はこんな色。
しかし、母親は「国防色の色だから、黄土色みたいな色よ」と言っていました。
そこで、小学館の大辞泉の後ろに付いてるカラーチャートを調べると、母の言った通りでした。
ついでに大辞泉の「カーキいろ」の項目を見ると、
【カーキは土埃の意味で、元はウルドゥー語から。黄色に茶色の混じったくすんだ色。軍服などに用いられる。枯れ草色】
と、あります。
けれど、現在のカーキ色の商品は やはり皆くすんだ緑色。
ネットで調べたら、元は黄土色の軍服の色だったのが、アメリカ軍の軍服のイメージに変わってしまったという説明もありました。
日本軍は黄土色でしたね。
そのため、カーキ色でどちらの色をイメージするかは、年代で違うと書いてあるブログもありました。
それにしても、新聞の商品広告でカーキ色の鞄の写真が載っていても、白黒だからわからない。
こんなに色のイメージが違ってしまう名前を使うのは、考えものだと思います。
そういえば浅葱色って、私は薄い玉葱の色かと思ってました。
つまり、薄い茶色。
本当は薄いネギの葉の色だったのですね。
新撰組の羽織の色と言われると、「ああ」とわかりますが。
大辞泉のカラーチャートには358色まで載っています。
深川鼠、利休鼠(これは「城ヶ島の雨」の歌詞に出てきたように思いますが)、錆鼠、相思鼠なんて色、知ってました?
縹色(はなだいろ)なんて、最近 元ちとせの歌で初めて知りました。
こんな色だったのね。
カーキ色の謎から始まり、色の世界の思いがけない面白さに時間を費やした日曜の午後でした。
柿色と勘違いして朱色や橙色を思い浮かべれば明らかに間違いだけど、
本当はどんな色でしょう。
今はほとんど、くすんだ緑色を「カーキ色」といっているようです。
例えば生協のカタログでも、カーキ色の服はこんな色。
しかし、母親は「国防色の色だから、黄土色みたいな色よ」と言っていました。
そこで、小学館の大辞泉の後ろに付いてるカラーチャートを調べると、母の言った通りでした。
ついでに大辞泉の「カーキいろ」の項目を見ると、
【カーキは土埃の意味で、元はウルドゥー語から。黄色に茶色の混じったくすんだ色。軍服などに用いられる。枯れ草色】
と、あります。
けれど、現在のカーキ色の商品は やはり皆くすんだ緑色。
ネットで調べたら、元は黄土色の軍服の色だったのが、アメリカ軍の軍服のイメージに変わってしまったという説明もありました。
日本軍は黄土色でしたね。
そのため、カーキ色でどちらの色をイメージするかは、年代で違うと書いてあるブログもありました。
それにしても、新聞の商品広告でカーキ色の鞄の写真が載っていても、白黒だからわからない。
こんなに色のイメージが違ってしまう名前を使うのは、考えものだと思います。
そういえば浅葱色って、私は薄い玉葱の色かと思ってました。
つまり、薄い茶色。
本当は薄いネギの葉の色だったのですね。
新撰組の羽織の色と言われると、「ああ」とわかりますが。
大辞泉のカラーチャートには358色まで載っています。
深川鼠、利休鼠(これは「城ヶ島の雨」の歌詞に出てきたように思いますが)、錆鼠、相思鼠なんて色、知ってました?
縹色(はなだいろ)なんて、最近 元ちとせの歌で初めて知りました。
こんな色だったのね。
カーキ色の謎から始まり、色の世界の思いがけない面白さに時間を費やした日曜の午後でした。