岐阜県(ぎふけん)は日本のほぼ中央に位置する県です。富山県、石川県、福井県、長野県、愛知県、三重県、滋賀県に隣接。21市9郡19町2村を擁し、県庁所在地は岐阜市。岐阜県北部の飛騨地域は、御嶽山、乗鞍岳、奥穂高岳など、標高3000メートルを超える山々が連なり、南部の美濃地域は濃尾平野に木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)が流れ、特に長良川中流域は「日本の名水百選」に選ばれるほど美しい清流で、古くから「飛騨の山、美濃の水」という意味で「飛山濃水」の地と呼ばれてきました。地名は、稲葉山に居城を移した織田信長が、尾張の禅僧『沢彦宗恩』が進言した「岐山・岐陽・岐阜」の3つのうちから選んだものといわれています「中部山岳国立公園」「白山国立公園」「飛騨木曽川国定公園」「揖斐関ヶ原養老国定公園」、また「世界遺産:白川郷」や「下呂温泉」など、多彩な観光地を擁します。「県の木:イチイ」「県の花:レンゲ」「県の鳥:雷鳥」「県の魚:鮎」を制定。
キャッチフレーズは「飛騨、美濃の国 ぎふ」「清流の国 ぎふ」
明治4年(1871)、廃藩置県により美濃国に今尾県、岩村県、大垣県、加納県、郡上県、高富県、苗木県、野村県を設置。同時に高山県が信濃国の一部と合併し、筑摩県が成立。
1872年、美濃国の八県が合併、岐阜県が成立。
1876年、筑摩県を廃止し、吉城郡、大野郡、益田郡を合併。これによりほぼ現在の県域となります。
マンホールには「GIFUの”G”をデザインしたシンボルマーク」が一面に描かれています。
「GIFUの”G”をデザインしたものです。点から線、線から面へと力強く広がっていく岐阜県の姿をあらわしています。」公式HPより
昭和7年(1932)8月10日制定の県章は「岐阜県の「岐」をもとにして作ったマーク。まわりを丸くかこんであるのは平和と円満をあらわしています。」公式HPより
中央に県章が入った「電気」マンホール
「県章」が中央に入った側溝蓋、
岐の文字が入った側溝蓋
中央に「水」をイメージした「水資源開発公団のロゴマーク」が入った、木曾川水系の空気弁。
「清流の国ぎふ」のマスコットキャラクター『ミナモ』は、川の水面に住むキラッキラの妖精。2012年に開催された「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会」のキャラクターとして登場しました。
岐阜県警察のシンボルマスコット『らぴぃ』は、県の鳥「雷鳥」をイメージして誕生。美濃の水をイメージしたブルーの帽子の「GP」は、GIFU・POLICEの略だそうです。
「C」と5つの「花弁」をモチーフにしたロゴマークは、中部電力株式会社のマンホール。
岐阜県は好きな自治体の一つで、特に飛騨と呼ばれる地域には2010年・2017年・2018年と三度、車泊旅で訪問しました。それでもまた行きたいと思わせる魅力的な自治体です。