旧山県郡高富町(たかとみちょう)は岐阜県南部、濃尾平野の周辺部に位置した町です。岐阜市、山県郡伊自良村・美山町、武儀郡武芸川町に隣接。室町時代から戦国時代にかけて権勢を誇った、美濃国の守護土岐氏の山城「大桑城跡」や、また四季折々の香木やハーブが咲き、香りを楽しむことができる「四国山香りの森公園」などが人気です。「町の花 :キキョウ」「町の木 :アカマツ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、山県郡高富村・富岡村・梅原村・桜尾村・大桑村が発足。
1897年、高富村が町制を施行、山県郡高富町(初代)となる。
1955年、高富町が富岡村、梅原村、桜尾村、大桑村と合併、高富町(2代)となる。
2003年、山県郡美山町・伊自良村と合併、山県市となりました。
マンホールには「町の花 :キキョウ」を中心に、周囲に「町の木 :アカマツ」が描かれています。
昭和47年5月16日制定の町章は「頭文字の「高」を鳩の形に図案化したものです。」
高富町の自治体名が書かれた仕切弁。いずれこうした蓋も使用期限を迎えて消えていくのかもしれません。
撮影日:2012年5月21日