車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

小野八幡神社 in 岐阜県郡上市八幡町

2020年05月10日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岐阜県

郡上市八幡町小野に鎮座される「八幡神社」。「郡上八幡」の地名の由来となった神社で、地名より「小野八幡神社」と称され、また天満宮も祀っていることから「小野天満宮」とも呼ばれています。

御祭神は『誉田別命・菅原道真公』。昨日のブログでちょっと触れた「日本で一番多い「八幡様」と三番目に多い「天神様」」がご祭神です。

社伝に「鎌倉時代初期、『順徳天皇』の初夢に「都から北東の地で、人畜に危害をもたらす鷲がいる。これを退治しなさい。」との霊夢があり、直ちに『藤原(鷲見)頼保』を派遣。美濃国厚見郡の長良川にたどり着いた頼保が、川上より「八幡」の文字が浮かび上がった鷲の羽を見つけ、この羽を持って上流へ向かい、鷲ヶ岳にてその鷲を退治し、長良川で見つけた「八幡」の羽を頼保が岩の間に差し込み、村人に祀るように伝えたのが始まりという。また承久2年(1220)に「八幡大神」を勧請したものとも伝える。創建時の社殿は、現在の郡上八幡城の位置であったが、永禄2年(1559)、『遠藤盛数』が郡上八幡城を築城の際、現在地に遷座し、以後同氏や歴代郡上藩主の崇敬を受けた。」

八幡神社拝殿前より神域を守護されるのは、昭和7年生まれの狛犬さん一対。このタイプは滋賀県の神社などでよく見かけますが、石工さんはそちらの出自の方でしょうか?

「小野天満宮」の御神体は、約1mの白石の中に、黒い『菅原道真』の姿がある御神岩。郡上藩領であった越前国小山荘の真名川(九頭竜川水系)で発見され、『金森頼錦』により祀られたと云われています。

天満宮の拝殿前で神域を守護されるのは、立派な角を持った神牛さん、左の角の鈴は誰がかけたのでしょう?黒く大きな牛なのに、なんだかとても愛くるしく見えますね😊

参拝日:2018年10月13日

コメント
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