車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

丸亀城 in 香川県丸亀市

2021年03月14日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・香川県

丸亀市のシンボル的存在「丸亀城」。市街地の南部に位置する標高66mの亀山を利用し、縄張りはほぼ四角形。亀山の廻りを堀(内堀)で囲んだ渦郭式(かかくしき)の平山城で、別名「亀山城・蓬莱城」とも呼ばれます。

緩やかであるが荒々しい野面積みと、端整な算木積みの土台から、頂は垂直になるよう独特の反りを持たせた「扇の勾配」と呼ばれる石垣。山麓から山頂まで4重に重ねられた石垣の高さは、合わせると60メートルにもなり、三の丸石垣だけで一番高い部分は22メートル。「石垣の名城」として観光案内にも記され、2006年4月6日には 日本100名城(78番)に選定されています。

城跡の全域は国の史跡に指定されて「亀山公園」として市民の憩いの場となっています。現存天守のほかに大手一の門・大手二の門・藩主玄関先御門・番所・御籠部屋・長屋が現存しており、そのうち天守・大手一の門・大手二の門は国重要文化財に指定されているとのこと。 生憎の雨ですが、案内に沿って行けるところまで歩こうと言う事になりました。

旧藩主居館の表門だった玄関先御門は、「御殿表門」とも呼ばれ、江戸時代初期の建築。お城の門としては珍しい薬医門(やくいもん)形式となっています。

「大手一の門」は、寛文10年(1670)頃に建築され、藩士が太鼓を打ち、刻(とき)を知らせていたことから”太鼓門”とも呼ばれています。ひとかかえもある大きな柱や梁(はり)でしっかりと組まれ、大手の正門らしい威厳と風格を備えた櫓門(やぐらもん)。東側には、出陣に際し武者を一堂に集めた桝(ます)形があります。

「大手二の門」は一の門と同時に建てられた、高麗門(こうらいもん)形式の門。大手とはお城の正面のことを指し、追手とも書きます。

雨の降りがきつくなってきたので「丸亀城内観光案内所」に避難。入り口では某局大河に便乗した浅井三姉妹に出迎えられました。次女:お初は「京極高次」の正室になりましたが、それから三代後の「京極高和」が、丸亀城初代藩主なんですね。(TVは見ませんが、その程度なら知っています)

しばらく様子を見ていましたが、時間的にもそんなに余裕を取っていない事もあり、丸亀城はここで終わり。 見事な石垣に見送られ次の目的地へと移動しましょう。

それから6年後の2017年8月、マンホールカード目的で丸亀市役所まで来ましたが、結局丸亀城への再訪は叶いませんでした。いつも思うことですが、私達の「又、次の機会に・・」くらい、当てにならないものは無いかもしれません😅

訪問日:2011年6月16日

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