和気群和気町(わけちょう)は岡山県の南東部に位置する町です。2006年3月1日、和気郡和気町と佐伯町が合併し、新たに和気町となりました。備前市、赤磐市、美作市、久米郡美咲町に隣接。吉井川沿いに開けた町で、町域の大半は山林。町の中心は吉井川と金剛川が合流する地点で小盆地を形成しており、ブドウやリンゴをはじめ、スモモ、サクランボなどの果樹栽培が盛んです。和気清麻呂の生誕地として、また全国各地のおよそ100種のフジを集めた藤公園、和気鵜飼谷温泉、和文字焼きで知られる「和気富士」などが知られており、岡山県内や近畿地方を中心に各地から観光客を集めています。「町の木:さくら」「町の花:フジ」を制定。
キャッチフレーズは「元気 やる気 日本一 のまちづくり」
2006年3月1日制定の町章は「カタカナの「ワ」をモチーフにして、「ケ」を組み合わせたデザインです。全体に日本一の藤の花が風に揺れるイメージで、うるおいと安らぎのあるまちをあらわしています。」公式HPより
和気町PRキャラクターの『わけまろくん』。「和気清麻呂公」に憧れ、“強い信念”を持って、仲間の『フジコちゃん』『タンタン』と共に和気町のPR活動に取り組んでいます。
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旧和気群和気町(わけちょう)は岡山県の南東部に位置した町です。北は英田郡英田町、東は吉永町、南は備前市、西は赤磐郡熊山町、和気郡佐伯町に隣接。西部を吉井川が南流し、東方より西流する金剛川と町南端の初瀬池から北流、のち西流する初瀬川を合流。町域の藤野地区は、和気清麻呂の生誕地として知られ、和気清麻呂を祀る和気神社が鎮座します。
1889年、町村制の施行により和気郡和気村・本荘村・日笠村・藤野村、磐梨郡石生村が発足。
1900年、郡制の施行により、磐梨郡と赤坂郡が合併、赤磐郡となる。
1901年、和気村が町制を施行、和気郡和気町(旧・第一次)が発足。
1950年、本荘村が町制施行、和気郡本荘町となる。
1953年、和気郡和気町、本荘町、日笠村、藤野村、赤磐郡石生村が合併、新たに和気町(旧・第二次)が発足。
旧和気町のマンホールは、中央に町章が表記された規格タイプのみ。
昭和39年(1964)10月制定の町章は「和気町の「ワ」と「ケ」の二文字をカタカナで表現し、円形は円満な和を意味付けています。中央の三角状は、海外四方八方に飛躍発展を図案化したものです。」合併協議会資料より
マンホール探しの途中で見かけた「登録有形文化財:旧永井家住宅」。大正5年(1916)に歯科診療所兼住宅として建てられました。
江戸切り仕上げ石を積んだ基礎、外壁の下見板張り、木製の上げ下げ窓、塔屋をもつ瓦葺屋根など、建物の随所にその当時の進取の気風が表現されています。
旧永井家住宅の直ぐ近くにあった「和気郵便局」の建物。右から左に書かれた文字の古さからも、それなりの年代物と思われます。
人の気配も無く、和気町の公式サイトにも特に記載が無く、現役なのかどうかも不明という謎の建物。
撮影日:2009年5月5日&2015年5月3日