旧真庭郡勝山町(かつやまちょう)は岡山県の北部に位置した町です。真庭郡湯原町・久世町・落合町・美甘村、上房郡北房町、阿哲郡大佐町に隣接。海抜1.030mの星山等の山々に囲まれ、旭川およびその支流の新庄川・月田川に沿って開け、かつては城下町として、作西の政治・経済・交通・文化の中心地として知られてきました。また、総面積の85%を山林が占めており、木材の集散地として西日本でも有数の「木材のまち」として知られています。「町の木:ヒノキ」「町の花:モクセイ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、真島郡勝山村・川西村・一宮村・月田村・井原村・富山村が発足。
1896年、勝山村が町制を施行、真島郡勝山町(初代)が発足。
1900年、郡制の施行により、真島郡と大庭郡が合併、真庭郡となる。
1901年、一宮村が真庭郡久世町大字山久世を編入。
1902年、井原村、富山村が合併、真庭郡富原村が発足。
1907年、勝山町(初代)、川西村、一宮村、月田村が合併、真庭郡勝山町(2代)が発足。
1949年、勝山町大字月田が分離、真庭郡月田村が発足。
1955年、勝山町(2代)、月田村、富原村が合併、真庭郡勝山町(3代)が発足。
2005年、真庭郡勝山町、湯原町、落合町、久世町、川上村、八束村、中和村、美甘村、上房郡北房町が合併、真庭市となりました。
マンホールには全体に「町の花:モクセイ」が敷き詰められており、下に「勝山町」、上に「下水」の文字が表記されています。
昭和44年(1969)5月制定の町章は「1:カツ山を図案化 したもの 2:旭川を中心に平和に育まれた町を表現した」合併協議会資料より
旭川に架かる鳴門橋
旭川の豊富な水量と清らかな水質の中で育つ「鮎」
「城内速日神社」の祭礼で奉納される「勝山祭り:喧嘩だんじり」のレリーフ。岡山三大だんじり祭りの1つで、勝山の地が一年の中で最も盛り上がりを見せる時です。
「元若連・中若連・上若連・西若連・城若連・新若連・旦若連・川若連・原若連」と華だんじりの「北若連・郷若連」。11若連(わかれん)の法被につけられる「シルシ」がデザインされた路上タイル画。勝山祭りが終わると、町には冬が訪れると言われています。
撮影日:2013年4月23日