岩国市今津町に鎮座される「岩国市民の守り神 岩国護国神社」。御祭神は『維新前後の戦役から先の大戦で殉じられた岩国出身の御英霊三千三十一柱』。
由緒「当神社は旧岩国藩主吉川経幹公が維新前後の戦役に斃れられたる二十二名の御霊をお慰めする為明治元年秋関所山に社殿を造営毎年祭典が擧行されたのに起源する。当初は関所山に鎮座され「関所山招魂場」と称した。昭和14年(1939)「岩国護国神社」と改称。戦後GHQの占領統治下に置かれ、社号から護国の文字を外すことを余儀なくされ「岩国神社」と改称。昭和27年(1952)4月28日発効のサンフランシスコ講和条約で日本の主権が回復、岩国護国神社に復称。」
人気のない境内、隣接する白崎八幡宮の華やかさかも、ここには届かないのか、ただ張り詰めたような静謐な空気が流れているだけです。
拝殿前に明治天皇御製【世と共に 語りつたへよ国の為 命をすてし人のいさをを】
「忠霊塔」昭和14年11月建立
「慰霊碑」同期の友よ 安らかに眠られんことを!
一九九一年六月一日建立
海軍乙種飛行予科練習生(特)二期会
【くにのため 若きは征きて 帰らねど 銃後の誓い いま何とせむ】
昭和47年11月吉日 岩國護国神社 建立
「拓魂碑」昭和四十五年三月 吉辰
御神馬
「記念植樹 海軍特飛2期会」
境内から見る岩国市内。尊き命の贖いによって得られた平和な日本に生きる私たち・・ただ、ただ、感謝を込めて御霊の安らかならんことを🙏🙏
参拝日:2015年11月19日