車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

下呂温泉・足湯巡りの 町歩き~其の三 in 岐阜県下呂市

2020年03月18日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岐阜県

「江戸時代、ここ下呂郷湯之島から、富山、高山や、金山、蹟、中仙道大田宿を結ぶ飛騨街道と、中仙道中津川宿に至る南北街道がわかれていました。このように交通の要所のため、湯之島(下呂宿)には本陣や、荷駄の取次ぎのための馬繋場として伝馬宿が置かれ賑わいを見せていました。~中略~ 湯之島には、伝馬宿があったこの場所に高札場を儲け、荷駄高札や、年間三万人を超す湯治客に関するお触れも掲示されたものと思われます。」湯之島の高札場より

いにしえの宿場の雰囲気を取り戻そうと言う事で、かって問屋場が置かれていた場所に復元された「高札場」。夜になるとライトアップもされるそうですが、この時は私たち以外に誰も立ち止まる人は居ませんでした。

石畳の湯の街通りを歩いていると、ちょっとした植え込みの影から、モザイクの「カエル」さんが顔を覗かせ、楽しませてくれます。

町歩きの楽しみの一つでもあるお店の暖簾観察。あっちにもこっちにも趣向を凝らしたカエルさんの絵があり、おかげで中々先に進めません。そうそう、カエルと言えば・・湯の街通り沿いに鎮座する「下呂温泉:加恵瑠(かえる)神社」。下呂温泉街の新しい観光名所として2010年7月創建されました。「げろ」にちなんだネーミングと「無事帰る」などの語呂合わせで、縁起やご利益を楽しむスポットとなっています。

「加恵瑠(かえる)神社」なので、石灯籠の円窓はカエルのシルエット、手水鉢の上にもカエル、もちろん奉納の絵馬も「カエル」、となれば、当然・・・・・・

そう、ご神体も「加恵瑠様」。形としては玉に手を置く仕草とか、注連縄の巻かれた体とか・・神社の狛犬さんっぽいイメージなのですが、きっとそれは触れてはいけない「コト」なのかも😣

が、何と言っても私のお気に入りは、拝殿前に掛けられた「紋幕」。染め抜かれた「加恵瑠紋」を見た瞬間、二人顔を見合わせてニンマリ😄 こういうセンス、大好きです。

本日五つ目の足湯は、「加恵瑠神社」の斜向かいにあるヒノキ造りの「鷺の足湯」。下呂温泉街で一番最初に誕生した足湯という事で訪れる人も多く、何度か観光客の方と同席しました。さすがに五つ目ともなると足湯巡りも義務のような感じで、滞在時間はどんどん短くなります😅

有名な足湯と言うことで、敷地には観光地名物?の顔出し、その近くには、かって飛騨街道にあったという「常夜灯」が保存展示されています。

湯の街通りから少し坂を下った先に、白いロマネスク風の建物が見えてきました。1925年から続くという歴史のある公衆浴場「白鷺の湯」。建物の右手には「日本三名泉 発祥之地」碑が建立されています。

という事で足湯巡りの最後は、「白鷺の湯」の前に造られた「ビーナスの足湯」。円形の湯船の真ん中には、その名の通り、ビーナス像が置かれています。最後の足湯巡りの証拠写真の為に頑張って足を浸けましたが、三分ともちませんでした。

無料の足湯は、下呂庁舎脇に2008年にオープンした「田の神の足湯」が残っていますが、流石にもうお腹一杯・・いや、飲んではいないので何と言えば良いのだろう😅。結局、足湯の写真そのものも残さないまま退散。

下呂温泉の名所巡り、もう少し続きますが、それはまた明日に。

訪問日:2012年5月16日


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