羽島郡笠松町(かさまつちょう)は岐阜県南部、濃尾平野に位置する町です。岐阜市、羽島市、各務原市、羽島郡岐南町に、また県を跨いで愛知県一宮市に隣接。町の3分の1を流れる木曽川に沿って町があり、かつては頻繁に水害に悩まされ、その為、松枝輪中という輪中が発達していました。古くは尾張国でしたが、天正14年(1586)の木曽川の氾濫により木曽川の位置が変わり、美濃国に移り、尾張国葉栗郡から美濃国葉栗郡となりました。江戸時代は幕府直轄地として笠松陣屋が置かれ、江戸時代の終わりには笠松県の県庁、明治時代の初期には岐阜県庁が置かれており、県庁が岐阜市に移るまでは、岐阜県の中心となっていました。「町の木:松」を制定。
キャッチフレーズは「清流木曽川に抱かれた 個性豊かな生活文化都市 ~にぎわいが育む きらめく未来~」
明治22年(1889)、町村制の施行により、羽栗郡笠松町・松枝村・下羽栗村が発足。
1897年、郡制の施行により、「羽栗中島郡役所」の管轄区域をもって羽島郡が発足。
1910年、松枝村の一部を編入。
1925年、柳津村の一部を編入。
1950年、羽島郡松枝村を編入。
1955年、羽島郡下羽栗村を編入。
マンホールには町章を中心に、町内にあるとんぼ池の「トンボ」がデザインされています。
昭和40年(1965)4月1日制定の町章は、「カサと松葉模様で町名を斬新にえがき、円は親和協調を、円内の鋭角は町の躍進と栄光の道を力強く表現したものです。」公式HPより
笠松町のマスコットキャラクター『かさまる兄妹』、「かさまるくん」がお兄ちゃん、「かさまるちゃん」が妹。「かさ」の上の緑は、町の木「松」です。
撮影日:2012年5月14日
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