●イキイキさわやかに学ぶ会
●7月14日 メイプル小ホール 10時~12時
今回は精神障害をとりまく問題などをテーマとした学習会が開催されました。
現在、日本では がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病 そして精神疾患が5大疾患の1つに上げられます。
精神疾患とは、うつ病、認知症他を指し、精神作用物質による急性中毒又はその依存症も含みます。
アルコールは、男性で1日500ml、女性で1日350mlが適量とされます。
アルコールは脳にダイレクトに影響し脳の成長を止めてしまうので、未成年のアルコール摂取は危険です。
思春期、青年期の時期のメンタルヘルスの特徴としては、身体的変化、心理的変化、社会的変化があり、
この時期に精神科を訪れる子供達は、不登校、心身症、接食障害、感情障害などです。
こういう障害にならない為には、早くいつもの自分との変化に気付く必要があります。
まず3つのSOSがあり、『体』[『気分』『行動』に表れます。
1つは体調の変化であり、2つ目は気分の変化であり、3つ目は行動の変化です。
子供達の心を見守ってあげるには、親や教師が普段から次のような事を注意しなければいけません。
★自然な笑いがあるか
★口数が以前より甚だしく減ってないか
★小さなミスやケガが続いてないか
精神障害をとりまく環境を整えていく事は、子供達のSOSを聞いてあげる上で大変必要であります。
そして子供達は、自分の感情を言葉にして伝える練習が必要です。
援助希求行動の向上と精神疾患に対する正しい知識の習得が重要だと思います。