2020年1月31日、摂南大学教職支援センターの谷口雄一さんによる人権講演会が行われました。
「これからの道徳教育~道徳をどう解く~」をテーマにお話ししていただきました。
今までは「道徳の時間」だったのが「特別の教科 道徳」へと、小学校では平成30年度から中学校は平成31年度からスタートしています。
とどろみの森学園では学校全体で取り組むためすべての学年が木曜1時間目に「道徳科」の授業が行われています。
個々の創意工夫をするため授業の展開方法を統一しない、教員がローテーション
して授業を行うなどしています。
また、家庭や地域でできることもあります。
例えば、本を読んでどんなことを思ったかを話し合ったり、こんな時はどうすればよかったのか?もしそうしたらどうなってたのか?など子供に考えさせる。
谷口さんの講演会聞いて、家庭や地域での子供との関わりを今まで以上に大切にして、深めていきたいなと思いました。




1月31日金曜日 とどろみの森学園 プレイルームにて
摂南大学 教職支援センター 特任講師の谷口雄一さんにお話を伺いました。
まず、先立って行われた人権参観では、初雪の降るなか多くの保護者の方が学校に集まり、子どもたちの発表に耳を傾けておられました。



第6回 イキイキさわやかに学ぶ会
日時 令和2年1月24日 メイプルホールにて
大阪多様性教育ネットワーク 沖本和子さん
『ひとりひとりの多様なもちあじは
みんなの未来をつくるたからもの 』
が開催されました。
「もちあじ」とは、身体・環境・経験・感情・思考・言動等一人ひとりを独特にしてるものすべてのものを表すそうです。
人は、自分のことを大切に考えていると感じる仲間の中で、自己開示をしながら、フィードバックしながら、自分自身をしっかりと見つめれるようになり、
一人では知ることも感じることも出来なかった多様なものの見方や考え方、行動を築き上げます。
仲間といる場は、多様な「もちあじ」の「おもちゃばこ」であり、「たからもの」なのです。
そして安心して自分を出せる場所をつくるためには、おとなが子供たちにとって安心出来る存在であることを示すことが必要です。
そのための「安心のための3の約束」があるそうです。
①うなずこう
うなずきのおへそがあるそうです。
「お」 お〜
「へ」 へぇ〜
「そ」 そうなんや
②ひみつはまもろう
聴いている人を信頼して話したことは外に持ち出さない
③パス、OK!
出来ないことは「パス」してOK!投げ出すのではなく、バトンを誰かに託しておけば、チャンスはまたやってくるので、バトンはいつでもパス、OK!
一人の中には、数えきれない多様な「もちあじ」があり、ほかの誰でもない自分の独特のあじわい、「もちあじ」はかけがえのないもの、その人の大切な財産なのだと。
今回この講演を聞き、「安心の3つの約束」を普段から心がけ、子供が安心して自分を出せる場を作り、
その上で、その子の「もちあじ」を尊重することを大切にしていこうと思いました。