まだまだ残暑厳しい9月19日(火)、箕面市役所にて学校給食献立検討委員会が開かれました。
今回は、今年度の1学期分の献立についての意見交換が主に行われました。新年度ということもあり、新一年生にも喜んで食べてもらえるメニューも多かったようです。
保護者の方々の意見からは、「子供は美味しいと喜んで食べている」「毎日おかわりをしている」「家では好き嫌いがあるが、給食は残さず食べている」「給食のメニューを家でもリクエストされる」といった、肯定的なものばかりでした。前回の検討委員会で挙がった揚げパンは、子供達の熱い要望を受け、学期に一度登場することになっています!(その他人気メニューは、カレーや揚げ物だそうです。)
また、各学校独自の取り組みも紹介され、献立のメニューのおすすめを放送で毎日お知らせしたり、新しいメニューや馴染みのないメニューを校内に掲示して紹介したり、敷地内で育てた野菜をメニューに取り入れたり、など様々な工夫がなされていました。
栄養士さんが毎日ブログで献立の写真をアップしてくださっており、不定期ですが作り方の手順もていねいに載せてくださっています。ぜひ、お子さんと作ってみてください!とのことです。
たくさんの方の思いと工夫で作られている給食。おいしい記憶は、大人になっても忘れられないものです。栄養士の皆様、調理員の皆様、毎日美味しい給食をありがとうございます!
日時:2023年(令和5年)9月7日(木)10:00~12:00
テーマ:「赤ちゃんはどうしてできるの?」って聞かれたたら、どうする?
~子どもに伝えるための性教育ヒント~
講師:おやこひろば桜梅桃季代表 / 心理カウンセラー 柳谷和美 氏
今回はこちらに参加しました。
現在の日本の学校では性教育はほとんど教えていない。
しかし望まない妊娠も増えているのが現状。
性教育とは、
「命について知って、健康に生きる。健全なコミュニケーションを学ぶ。防災教育であり、人権教育につながる」
日本は痴漢大国。性犯罪が軽視されがちではないか?
性教育を受けなかった為に起きる被害がある。
性教育を受けていたら、「やめて!いやだ!」もしくは何も言わずに逃げてもいい。
信頼できる大人に相談することができる。
しかし、性教育は伝える順番がとても大切。
年齢に合わせた包括的性教育、まずは助けてほしい時になんでも話せる家族になること。
・いざという時に子どもを守る。
・しんどいことこそ、泣きたいことこそわかちあう家族。
・お互いの存在に感謝する。家族=チームである。
ファミリーミーティングをしよう!
毎回議題を決めてそれについて話し合う時間を設ける。
好きなおやつなどを食べながら。議事録をつけてふりかえりができるようにする。
ダメ出し、説教、否定、批判はNG!
ネガティブなことを話せる環境作りが大切!!
このような内容でした。
他にも和美さんの体験談や男女の体のこと、幅広いセクシュアリティについて。
虐待死をさせない教育など話してくださいました。
赤ちゃんはどうしてできるの?という問いに単純にどう答えるのかだけではなく子供との関わり方、人権や防災教育などとても濃厚な2時間でした。
頼ったり、しんどいということは相手に迷惑になると思っていた中高生が多いと話され、子供との普段の関係作りがとても大切なのだと改めて感じました。
自分が子供の時、親にいちいちこんなこと聞いてないし…ではダメだと言われていたことが印象的でした。
私たち大人が今変わることでこの先の子供たちを性加害者、被害者にさせないためにも性教育の大切さを訴えておられて、とても共感しました。
時代の変化によりスマホの普及もすすんでいるので、親である私達がきちんと家族時間を作って話をすることの大切さを学びました。
子供が「ただいま」と元気に帰ってくることは当たり前ではないこと。存在に感謝することが胸に響きました。
最後に、、、ありがとうの力
感謝の気持ちに転じた途端に、心臓が規則正しいリズムで動き出すそうです。
・(自分だけではなく相手も)普段から生まれてきてありがとう。
・いつも元気でありがとうを伝えること。
・目が合ったら変顔!笑顔!
と、おしゃっていました。
とても勉強になる2時間でした。